トラ "成瀬は都を駆け抜ける" 2026年6月27日

トラ
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@Toreads1234
2026年6月27日
成瀬は都を駆け抜ける
三部作の完結編。終わってしまって、本当に寂しい。姪っ子みたいに、成瀬の成長を見守りたい。 平野レミ、古畑任三郎、ルフィとかみたいに、「この人だったらどう考えるかな」が成り立つような、魅力的で強烈で芯のあるキャラクター。強くて、フラットで圧倒的な善(を探っている)。人を惹きつける求心力と、周囲の人が成長したくなるような遠心力がえげつない。 就職したら敬語使えるのかな、何の仕事に就くのかな、これから何枚賞状もらうかなと、成瀬の未来が希望をくれる。もちろん出来すぎたフィクションなんだけど、ワクワクさせ続けてくれるエンターテイメント。 島崎のこの心情は、読んでない時には意味が分からないが、一作でも読めばその影響力を上手く表現した文に感じる。 「自分が大津の空気にチューニングされていくのがわかる。このまちには成瀬がいるのだ。」(p.197)
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