しすい
@shisuibubble
2026年7月2日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
p84
やけに冷静な絢子。現実逃避と取ることもできるが、ふじみりんたろうを好きな気持ちよりもいづみさんとの繋がりに重きを置いていたのでは。いつからか。
p111
血液型、不明。細かい。
p148
自分の代わりに努力してくれる存在の死によって自らの存在が揺らぐ。実存を他人に仮託することの危うさや傲慢さ。身勝手さ。推すことのローリスクハイリターンであること。
p150
他人への興味の無さ、わかるなあー。
雑談を継続することで少なくとも敵意はないことを示し、あるいは親密度を上げていくこと。逆に雑談をしないということは即ち、相手と積極的に親密になりたくないという表明であること。それらのメリデメを総合して検討することすらしたくないほどどうでもいい。
p163
結局みんなやることないんだよな。暇なんだよ人生。目の前の仕事とか家族とか趣味とかに時間を費やす価値があると思い込まないとやってらんないから。あと自分が死んでも残るものを残そうとする。時間を費やしたものが死んで終わりだといやだから。
p235
「洗脳」
いづみさんが息を呑む。
→これこれ、朝井リョウの真骨頂がこの2行に凝集している。悪意でもって世界を面白がるこの性格の悪さは発揮しようと思ってもなかなか出来るものではない。好き。
p261
「写真一枚で一晩しんどくなれる人たち」
好きすぎる。
これの元ネタ、推し活じゃなくて本当はTwitterで政治ネタで一生ケンカしてる人たちなんじゃないのか。終わることのない物語性がそこにはある。
