うみのいろ
@trz-sea
2026年6月20日
女の子たち風船爆弾をつくる
小林エリカ
読み終わった
借りてきた
「東京宝塚大劇場」と「風船爆弾」という文字に驚いて手に取った本。初めはどう読むのか分かりづらかったけど、これは戦時中を生きたわたしの、わたしたちの物語だった。
特別じゃない、志願したわけじゃない、ただ、あの時代を行き、「無力じゃない」と信じて、そんなこと思わなくてもただあの時代を生きたわたしたちのお話。
そして、時代に翻弄されながらも舞台を捨てなかった少女たちのお話。
被害に遭っても生命を亡くしても名を残すこともない、でも、多くのものが犠牲になり、失い、そして、殺人兵器をつくっていた。自分の意思じゃない、やめることはできなかった、でも自らの手でつくった兵器で人を殺していた。女の子だけど、だから、子どもだけど、だから、戦争をするということは、そうゆうことだ。春が来て桜が咲いて、散る。繰り返した延長線の先にわたしがわたしたちがいる。あの時代を生きた、わたしたちがいる。

