
読書日和
@miou-books
2026年6月27日
読み終わった
借りてきた
図書館本です。書店で見かけて「第66回メフィスト賞受賞作」とあり、メフィスト賞ってなんだっけ?と思いつつ、とりあえず予約。順番が回ってきてから慌てて調べる始末でした。( メフィスト賞は新人賞だけれど、ミステリーに限らずジャンルを越えた尖った作品が選ばれることが多いらしい。なるほど、確かに普通のミステリーを想像して読むと面食らうかも)
予備知識ゼロで読み始めたのですが、この本の主人公は「本」そのもの。作中作、そのまた作中作……と物語が幾重にも折り重なり、全部で五層の世界が進行していきます。これは好き嫌いが分かれそう。
割と流し読みで半分ほど進んだところで台湾登山へ出かけて中断。(全部で470ページもあるんですよ……!)帰って続きを読もうとしたら、どの話がどの階層だったのかすっかり混乱してしまい、結局最初から読み直すことに。
でも、そのおかげで「あ、あとで出てくるあの話はここにつながっていたのか」と見えてきて、一気に読了。最後の三分の一は怒涛の展開で、ぽかーん。「えっ、そうだったの?」と戸惑いながら最後まで連れていかれた感じ。
それにしても、こんな複雑な入れ子構造の物語を大学生という若い著者が書いたことにも驚かされる。まだまだ読んでみないと分からない本ってたくさんあるんだなぁ。
