
いちのべ
@ichinobe3
2026年6月27日
英米文学のわからない言葉
金原瑞人
読んでる
「ひよこ豆、空豆」まで読む。
食べ物の出てくる話が大好きな子どもだったので、あの頃どんなものなんだろう?と想像していた、大人になってからもよく知らないままになっていた、食べ物たちの詳細を知ることができて嬉しい。「ヒマシ油」の原材料を生まれて初めてネット検索した。
シェパーズパイにパイ生地が使われていないのも初めて知ったし、キドニーパイは引用のパンチが強すぎて忘れられなそう。
> アイルランド人作家、ジェイムズ・ジョイスの世界的名作『ユリシーズ』で忘れられない場面がある。高校の頃、ここを読んで瞬時に頭に焼きついた。ここは『翻訳のさじかげん』というエッセイ集でもぼくの訳で引用したのだが、再録してみよう。
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>> レオポルド・ブルームは鳥や獣の内臓が好きだった。こってりした内臓スープ、木の実に似た香りの砂肝、詰め物をしたハツのロースト、パン粉をまぶして揚げた薄切りのレバー、鱈の白子の揚げ物。なにより好きだったのは、マトンの腎臓だった。舌に、かすかな尿の香がたまらない。(p119-120)
今はいろんなところで食べることができるイギリス風のスコーンも、子どもの頃は海外文学に出てくる憧れの食べ物だったなあと時代の変化も懐かしくなる。

