
歌子Bookland
@bekobook73
1900年1月1日

一人娘
グアダルーペ・ネッテル,
宇野和美
読み終わった
子供を持たないことが、自分自身の人生を生きる道だと話していた2人の女性が、故郷のメキシコに帰り、それぞれの人生を歩みはじめる。
1人は子供を持ち、もう1人は隣の家に住む、癇癪を撒き散らす少年と心を通わせていく。
障害を持ち、長くは生きられないと医師から断言されていた赤ん坊が、予想外に生命力を発揮した時の戸惑いと虚無感など複雑な感情が描かれ、読んでいて眩暈がしました。この感覚は、一般的にかなりタブーな領域なので、勇気のある表現だよなぁ…と思いました。
文体も読みやすく、2人の女性の感情を作品の中で共に生きることができる豊かな読書です。
