一人娘

55件の記録
夏河@myhookbooks2026年2月24日読み終わった面白かった。 各章が2、3ページくらいでとても短く、自分の話、友人の話、鳩の話とを行き来して物語が進んでいくので、テンポ良く読めるのだけも、テンポが良いだけで話はじっくりと進んでいくので、気持ちよく読めた。 登場人物それぞれが瞬間瞬間の選択をしていくのが、とても印象的だった。ここで選択を間違ったら大きく未来が変わってしまう。というような、大きな選択を一瞬でしなければならないようなことがある。そんな選択をそれぞれがして、ラストの未来に繋がっていくのは本当に美しいなと思った。 他の作品も読んでみたい。- かも@kahooooooooooo42026年2月23日読んでる読み終わった図書館で予約して読み始める。いつ、どういう理由で予約したか忘れている。 結婚、妊娠、出産、どれもしてみたい気持ちと、したくなさ過ぎて憂鬱な気持ち。女性だけが抱える、でもきっと誰とも共有できない気持ち。 それは本能、と躊躇いなくいう人たちに感じる断絶。男と女は分かり合えず、でも思い合えるのだろうか。子供ができたら育ててみたい。 さて、そんな独り言はさておき、この読書がわたしになにを与えてくれるのか。 ↓ 読了。途中、なんというか文章を動かずに咀嚼できず、声を出して身体を動かさずにはいられなかった。 なんてことだ。どこまでも人間たち。そして情熱がある。苦しい、いいなあ。 現代メキシコを代表する作家、なのだろう。

mikechatoran@mikechatoran2026年2月22日読み終わった海外文学子供を持たないことを選択したラウラ、子供を持つことを選択し、障害のある子供を授かったアリナ、子供に亡きDV夫の影を見て苦悩するドリス、結婚し子供を持ったことで大学を諦めたラウラの母....それぞれにさまざまな考えや境遇の女性の物語がラウラを通して語られる。すばらしいのはそうした女性たちが互いの事情や境遇を受け入れ、違いを乗り越えて互いに手を差し伸べ合うところだ。通奏低音にメキシコのマチスモがある(これまたボラーニョの『2666』を思い起こす)が、希望のある素晴らしい読み応えだった。




読谷 文@fumi_yomitani2026年1月24日読み終わった読者はこの物語を読み終えたとき、「これはファンタジーだ」と思うだろうか。 物語の中で、小児科医ミレレスによってファンタジーではない現実の部分も示唆され、そのことがアリナの支えとなっていたことも事実だ。 アリナが悲観からの妄言を夫に対し口走ったように、協力的な夫のアウレリオが残念ながら少数派であろうことも、また事実だろう。 それでもアリナという一人の人間が、過酷な現実に振り回されて混乱し、疲弊し、葛藤しながらも、生命の生きようとする力を幾度も目の当たりにして心の平安を得るまでの道のりには、説得力があったように思う。 長編と言ってよい長さだったが、章が細かく、場面がパッパッと変わっていく様子は、やはり短編の名手ネッテルらしさを感じた。 (追記) 「メキシコの作家グアダルーペ・ネッテルは、容易に人間を信用しない。これまで邦訳されてきた幻想的な短編集では、冷徹なまなざしで人間を丸裸にし読者に耽溺したくなる不安と恐怖を与えてきた。」 星野智幸さんが本書の書評の冒頭にこう書かれていたように、「そうそう、ネッテル、まだまだやれるだろ?もっとくれよ、ネッテルの不穏ってやつをさあ!」と期待して読みすすめてゆくのだけど、(帯にもあるように)果たしてラストにはその期待は裏切られるのであった。それはもう鮮やかに。


花蝶@hana-choh2026年1月10日読みたい本日の新聞で本の紹介に載っていました。読む本がたくさんありまだ読むまでには至っておりませんが、書評を読んでやはりネッケルのこの作品は素晴らしいと感じました。早く読みたい!







シモン@yansimon071103202026年1月9日読んでる読み終わった有限だからこそ勿体なく愛おしい? 命の期限は誰のものも分からない。それなのに医師の権限の元に宣告されてしまいはっきりと終わりをゴールを定められてしまう。そのテープを切るまでの間に全精力を使い果たしいざその時を迎えてみれば… 障がいを持つ子、その親や親族友人、ベランダの鳩と郭公、隣室の母子。語り手は子を持たないと決めた女性。




sarabande@pinguino168cm2026年1月9日読み終わったメキシコシティに行ったことがあり、興味を持って読み始めたが、メキシコならではの話ではなかった。女性が子どもを持っても持たなくても、苦しみや喜びがあることを改めて感じる。短い章立てになっていて読みやすいが、視点が変わったことがわかりにくい箇所もあった。
K@readskei2026年1月4日読み終わった個人が抱え込みがちな問いのアウトプットが見られる、胸は痛むが力強くやさしい小説。題が完璧。 以下、訳者あとがきより 「親になるとは、子どもを持つとはどういうことか、子どもを持たない女は非難されるべきなのか、子どものケアに親はどこまでかかわるのか、ケアする側もまた弱者であるとき、何ができるのか、親はどこまで自分を犠牲にするのか、喜びはどこにあるのか」








かもめ通信@kamome2025年12月22日読み終わったネッテルの作品は、ありそうであり得ないぞわぞわするような不穏な雰囲気が好きなのだけれど、この作品は今までと少し趣が違っていた。最初の数ページこそその違いに戸惑ったりもしたが、読み始めればそんなことはすっかり忘れて、誰かの物語を読んでいるというよりも、自分自身が場面場面に立ち会っているようなそんな気持ちになりながら、彼女たちと一緒にゆっくりと時間をかけて歩んでみた。そしてまた本を閉じたあともあの人この人のその後の人生を気にかけている自分がいる。








- はまっこ@misumi_a2025年12月21日読み終わったネッテルの、本邦で紹介された初長編。親子の物語であり、「わたし」の、「わたしたち」の物語。もちろん人間だけじゃない。というか、人間も(人間は)動物なのだと実感させてくれるのがネッテルだよね。本書もそうだった。












































