しゅんみん "ハムレットQ1" 2026年6月27日

ハムレットQ1
ハムレットQ1
ウィリアム・シェイクスピア,
William Shakespeare,
安西徹雄
海外文学を読んでいると、シェイクスピアの引用が多いことに気がつく。元ネタを知らないと面白くないよなぁと思ったので読んでみた。 どうやらハムレットにも種類があるらしく、Q1は海賊版とも言われる短いもの。しかし原初の形でもあり、構成もシンプルでわかりやすいことが魅力のようだ。あとがきでQ2と比較すると、Q1の方が場面の繋ぎが自然で優れていると感じる。ハムレットの独白が短いのはどうなの、と思ったが。 to be or not to be...だけでなく、frailty thy name is womanなど、聞いたことあるなぁというセリフが随所に。聞いたことがなくとも、これは言い得て妙、というような格言のオンパレードだった。劇台本にしては仰々しいこともなく面白みがあり、これがシェイクスピアか!と感銘を受けた。 光文社古典新訳は訳文が自然で読みやすく、あとがきも丁寧で海外文学を読むならできる限りこのシリーズが良いと思っている。今回もこの判断に間違いはなかったと思う。他にもシェイクスピアの作品は色々出ているようなので読むのが楽しみだ。
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