blue-red "勉強の哲学 来たるべきバカの..." 2026年6月27日

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2026年6月27日
勉強の哲学 来たるべきバカのために
紛れもなくおすすめできる良い本なのだが、読み直した今は理工系の勉強に再帰しているモードなので、この本で語られてる方法論にちょっとノレなかったなー。ツッコミ(アイロニー、根拠の疑い)とボケ(ユーモア、見方の多様化)は理系の勉強でも大事だけど、そこまで言語偏重じゃないんだよなー、真実探究の指導原理的に。 ませたこと言っちゃったけど、副題にもなっている「来たるべきバカのために」というフレーズは熱くて大好き。これには理系も文系も自然科学も人文学も関係ない。 アイロニーとユーモアの両軸からの「勉強」を指南する本書は、浅田彰『構造と力』でいうところの「同化と異化のこの鋭い緊張こそ、真に知と呼ぶに値する」という命題を思い起こさずにはいられない。文庫版『構造と力』の解説を本著者が書いたというのも宜なるかな(読んでないけど)。抽象的な議論のみで筆を擱かず、著者自身の経験から「勉強」への具体なアプローチを正直に示しているところも素晴らしい。ショボいスキルアップ系自己啓発本なんかを読んでるヒマがあったら、本書を読もう。
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