パン·オ·ショコラ "空をこえて七星のかなた" 2026年6月28日

空をこえて七星のかなた
宇宙、星をめぐる7つの連作短編集。 ひとつひとつの物語は一人称で進み、作風も様々。ひとつの物語として完成しているが、7作目で、パズルのピースのように繋がっていく様がとても心地よい。個人的に宇宙なるものが好きなので、そこも読むきっかけとなったポイント。 どの作品も胸をつくものがあるのだが、"弧舟よ星の海を征け"は読み終わったら、心がじんわりした。 『…昼間だって、見えないけれど星はそこにちゃんとあります。大丈夫、消えたりしません。思い出せなくたって、待っていてくれます。どうしても覚えていない、思い出せないのなら、これから築けばいいですよ。真っ白なところから始めればいいんです。       "弧舟よ星の海を征け"より』
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