本読み猫
@honyomineko
2026年6月28日
春にして君を離れ
アガサ・クリスティ,
アガサ・クリスティー,
中村妙子
読み終わった
おもしろかった。
アガサクリスティーの中で一番怖い、という前評判を聞いていたけど、前半は「ここからどう怖くなるんだろう?」と想像がつかなかった。
でも、後半に差し掛かると、読む手が止まらなくなった。
私はどちらかといえば、ジョーンとは真逆で、自分の中の引き出しを空っぽになるくらい外に出したいたちで(周りの人にはいい迷惑かも)、身の回りのことをしっかり整えるのは苦手。
だから、自分自身のことで怖くなったというよりは、いままで理解できなかった知人に対して理解が深まった。「私は愛にあふれた人、みんなのことが本当に大切!」ってスタンスなのに、細かいことをあれこれ批判して、「このままじゃ彼女がきっと困るから心配」って言い方で自分を守る。それどういい感覚なの? と不思議だったけど、心の中にジョーンがいてくれれば、「ああ、あの感じね^ ^」と思えそう。
栗本薫さんの解説を読んで、さらに思うところがあり、読んでよかったと思った。ロドニーは優しくていい人だな、としか思ってなかったけど、確かにと納得。