あかね "存在のすべてを" 2026年6月28日

あかね
あかね
@AKANE
2026年6月28日
存在のすべてを
ネタバレ無しの感想です。 後半で強烈に、ぐっと引き込まれました。 このお話では、二児同時誘拐事件という大事件をめぐった、「事件発生時(過去編)」+「三つの視点」から物語が構成されています。 序盤〜中盤では「事件発生時(過去編)」+「二つの視点」で話が進み、登場人物達の視点から少しずつ事件の真相に至るための証拠集めのようなパートが続きます。 2週間ほどかけて読み進めていたのですが、お恥ずかしながら何度か挫折しかけました。恋愛要素もふわっと含まれているので、それを小休憩にしつつ読み進めていくと、後半にまるで“答え合わせ”のような最後の視点のパートが始まります。 ここからが本当に、感情を揺さぶられるというか、これまでぼやけていたカメラのピントが急に合うような感じで、ストーリーにクッキリとした輪郭が現れます。 こんなにも苦くもやさしいミステリーがあるのだろうか。 次の本を読み始める前に、もう少し余韻を味わいたいと思います。
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