存在のすべてを
53件の記録
- ざびのすけ丸@misatozabi2026年6月23日2件の誘拐事件のミステリーから 美しいラストへ。 人の物語。 亡くなった記者と その意思を受け継いだ記者。 高校時代の淡い恋を思い続けた 美術商。 辛い幼少期から素晴らしい両親に出会った 謎の画家。 それぞれの物語が美しく交差する。 最後は涙を禁じ得ない。 人の物語は続いていく どんな人生でも。 前を向きたくなる一冊。 出会えてない人には ぜひ出会ってほしい作品でした。

染井庵@R2026年6月19日読み終わった話題書でたびたび目にして気になって購入。 前年の事件を追う刑事と記者から始まり謎が多い事件で重いお話だった。 後半、画家のお話になると同じ事件とは思えないほど次第に雰囲気が移り変わっていった。 最後読み終わったときには、悲劇の事件が一変しいろんな色で飾られていた。 そして、改めて最初の刑事の気持ちを考えると心が苦しくなった。 1つの大きな事件を中心にいろんな人たちの人生が渦巻いていて、読み応えがあり、読み終わっていろいろ考えさせられた。

兼定モカ@mocca3242026年6月18日読み終わった警察と新聞記者の足を使った泥臭い捜査、周りとのズレに悩む女子高生の、ミステリアスな同級生との淡い恋模様。 全く違うジャンルの話が徐々に1つの誘拐事件の真相を解き明かしていく構成が、1度読み始めるとどんどん引き込まれた。 近々映画化するとのことで、映画版『砂の器』とか好きな人にはたまらないものになるのでは…と期待。
- 本飲む外科医@honyomudr2026年6月18日読み終わった2026年読了本2026/6読了本途方もなく長いおはなし 人のどうしようもないこと、無力なこと、そんな中で有力なこともあることをゆったり描いた美しく苦しいお話。 最近だと百年の時効、黄色い家なんかが好きな人はハマると思う!

まみ@taam102026年6月8日読み終わった本屋大賞3位で気になっていてサイン本と出会ったため購入。 二児誘拐事件が起こるが、その最中は事実だけ並べられて、何もわからないまま未解決となっていくスピード感に唖然とした。 事件から30年経ち、真相を追っていく場面が数年前なこともあって、変に現実味を帯びていて思わず実際に起こったことなのではないかと調べてしまった。物語が進むにつれて、犯罪という括りでメディアに取り上げられることが単純ではないことを改めて考えてしまう。 次々に問題が起こるミステリーという訳ではないから、謎が明かされていくまではのんびりと読んだ。写実絵画を描く上での風景や、そこに写る複雑な心情の表し方は美しくて、そこだけは想像することが幸せだった。


◯@marumaru-1152026年5月31日読み終わった久々に読書で泣いてしまった…疑似家族ものが個人的に大好きなのもあるんですが、本人たちにはどうしようもない要因によって人生が狂わされてしまう理不尽さ、その中で苦しみながら前を向こうとする姿や思いに胸を打たれます。 作中の写実画の描写も、美術にまったく縁がない私でさえすごく惹き込まれてしまって、思わず「今度の週末は美術館行こっかな…」と思っちゃうほどでした。 個人的に好きだったのは亮と里穂の関係で、私は普段あまり恋愛小説にピンと来ないんですが、この二人の物語はめちゃくちゃ心に刺さりました。何だろう、二人とも完璧じゃないしダメなところもあるんだけど、そのダメなところ含めて魅力的に感じられたというか… ここまで書いてて、たぶん塩田武士さんの表現や描写が私の好みにピッタリはまってるんだろうなって気がしてきた。前に「罪の声」を読んだときもすごく心に残ったんですが、本作もずっと心に残り続ける作品になりそう。

nica@nica2026年5月27日読み終わったKindle書店で買った本映画にもなるし 本屋大賞ノミネートもされて評判もいい本だけど どうも私には合わなかった 合わなかった理由はもう想像つくんだけど 特定のもの(音楽や今回だと絵) を追求した内容の物は苦手らしい 長い本だけど要は同じような事を 所々でまた繰り返して書いてあるのでこりゃ 長くなるわな と何度も思った 最後残り100pくらいになってやっと 入り込めた ジョージウィストンの あこがれあい 私も昔から好き
monagumi@monagumi20212026年5月25日読み終わった良かった初めての塩田武士さんの作品でした 情景が目に浮かび、ジョージ・ウィンストンの『Longing/Love』がずっと流れています 塩田さんの他の作品も読んでみたい お気に入りの一冊になりました


郭楽紘@kaku_hami2026年5月23日買った読み終わった未解決となってしまった2児同時誘拐事件について、捜査に関わった刑事と仲の良かった記者と、誘拐から数年後に姿を現した被害男児と高校時代に仲の良かった子の視点から事件の全容を明らかにしていく話。 警察の無念や、被害男児の家庭環境、捜査戦場に浮かび上がってくる数々の関係者が結びついていく様がどんどんページをめくらせていく。そして終盤語られる空白の数年間のエピソード。一体記者の門田はどのようにこの人間を書くのだろう。 本当に塩田武の作品は世界に引き込まれていく。小説の中の世界であるとはいえ、幸せになってほしい。- みゃ@mya_ko2026年5月8日買った読み終わった世の中はどんどん便利になって、嘘か本当か分からない情報が手に入ってはこぼれ落ちていく。 そんな実感があるからこそ、身につまされる内容だった。 何でも分かった気になれるし、大量の断片的な情報をかき集めて、「真実」と触れ回ることも簡単。 もはや何を以て「真実」と断定できるのかも曖昧になりかけている。 SNSを使って気軽に投げた言葉の先にいるのは、紛れもなく人間。人には事情がある。 その人が「生きている」「生きていた」ということを忘れずに向き合うこと。 写実とは、AIにはできない、人間だからこそできることなのではないかと感じた。




空飛び猫@marin20002026年5月5日読み終わった塩田さんは人間を描くことが天才的にうまい。さらに物語は毎回惚れ惚れするほどの掴みが素晴らしく、『罪の声』の導入にも度肝を抜かれたが、本作は2児同時誘拐…。30年という時間に移りゆく時代、それを物語に落とし込み、登場人物がこれまで生きてきた出来事や思いに重厚感を感じた。長い年月のなかで実際に起きていた真実を目の当たりにした時、その愛に読む手を止めることができなかった。 複数の視点から事件が描かれ、物語が重層的になっている点も読み終えた時に良すぎて目眩がした。読めて本当に良かった。
月書房@sunnytree03832026年4月14日読み終わった文庫化を待ってた。面白かった。本屋大賞向きの結末だなー、と。絶対にいつか直木をとってほしい作家さんだけれど、賞のことだけを考えると、文章が誠実すぎる故にそれが仇になってしまう気がする。何がなんでもバックグラウンドを忠実に記していると読者は疲れるし、慣れた読者は結末には関係ないだろうというところを読み飛ばす。ルポさながらのストーリーを楽しみたい読者、文学として極めてほしい読者、どちらをとるのでしょう?? 今後どうなるのかがとても楽しみです。
cat-rose@sayaka-ralph1900年1月1日読了。悲しい。塩田さんの本は二作目で、罪の声の時もそうだったけれど、悲しい。美術館に行っても、しばらくうつうつと悲しんでしまいそうです。(そのくらい心を動かされたという意味で) 次は月と六ペンス読みたいな。


































