
のそのそ
@nosonoso
2026年6月28日

湖まで
大崎清夏
読み終わった
それぞれの作品の、それぞれに些細な部分から、どこか遠くで今も暮らしているかもしれない誰かの、手の感触や息遣いがとても近くに感じられた。一気に読んでよかったかも。すごく時間をあけてばらばらに、ひとつひとつの独立した作品として読んでみるのも面白いかもしれない。
仕事や生活環境の変化、旅など、何か新しい場所に体を運んだひとたちについて語られているように感じられた。彼らは自然や自分を取り巻く大きなものに対して、また他者に向けて、体や心を開いているひとばかりに思えた。だからかつて外側であった場所に入り、外側であった場所と関係を築いてゆけるのかも。
