
704h
@704h
2026年6月28日
焔に手をかざして 新版
石垣りん
読み始めた
読みはじめた。
銀行員として定年まで勤めながら創作を続けた詩人石垣りんのエッセイの二作目。一作目から読むべきかと思ったが、最寄りの書店に本書しかなかったのでこちらから読むことにした。
まだ数十ページだが、聞きしに勝る名文に唸る唸る。沁みる沁みる。
定年退職後に生活をする予定のアパートの建設現場を眺めるところからはじまる。空いた時間と世の移り変わりに戸惑いながらも、どこか他所ごとを楽しむようで目線が優しい。
贅沢の意味が変わってしまったのは今でも感じるところで、お金がないと贅沢できないかのような風潮は限界まで来てると思う。その意味では本書は今の若い人に刺さるのではないだろうか。
ゆっくり読みたい本。

