可燃ゴミ "きれいなシワの作り方 淑女の..." 1900年1月1日

可燃ゴミ
可燃ゴミ
@htt823
1900年1月1日
きれいなシワの作り方 淑女の思春期病
強烈苛烈でお馴染みの村田沙耶香さんのエッセイ集が良いと聞いて気になり購入。 読むまでは、こんなにトリッキーな世界観を生む人だからきっと本人もなにか「本人にしかないセンス」とかがあるんでは…!?と心のどこかで思っていたことを反省。素朴でどこにでもいる同じような悩みや葛藤を通ってきた(あるいは通っている)一般的な女性像がここに綴られていて、偶然にも著者がエッセイを書いた年齢層に近い私としては、読めば読むほど「わかる〜!!」と共感の連続だった。面白い。 言葉を扱う人だからこそ、感情の言語化が大変素晴らしい一方で、こういう人でもまた世界と自分の立ち位置やバランスって悩むものなんだな…と安心するような、それってつまりそんな素敵な人ですら答えが出ない表題なのか…と途方もない漠然さを前に怖さや怯えを感じてしまって、具合が悪くなる。 結局、他人の言葉や考えはあくまで借り物にしかならないので、悩み考え続けて自分の解答を得るしか本当の意味で納得できないよな、と思う次第。 思わず口角が上がってしまうも、車内だったので全然ことなきを得られなかった。駅員さん、これは違うんです。冤罪です。決して怪しいものでは……。
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