
yuma32
@yuma32
2026年6月28日
一次元の挿し木
松下龍之介
読み終わった
半年ほど前に友人があまり面白さを感じられず読むのをやめたと聞いていたので、少し抵抗があったものの、ドラマ化されることや毎日の通勤で紫陽花を見る度に表紙を思い出したので購入。
個人的には楽しんで読むことができた。
事件解決後の登場人物たちの割り切り具合には、共感できなかったが扱っているテーマにしては読みやすく、章立ても細やかで読みやすい一冊であった。
人間は生まれながらに遺伝子によってすべてが決まっているのか。成長していけるのもなのか。
皮肉にも遺伝子によってすべてが決められた登場人物の1人が、宗教という遺伝子とは程遠いものに身を委ねていくというある意味ではリアルな世界観も読後の余韻として深く印象に残った。


