しすい "ハンチバック" 2026年6月30日

しすい
@shisuibubble
2026年6月30日
ハンチバック
ハンチバック
市川沙央
共感を拒絶する小説。 読んだ直後に思ったのは、「気まずいな、書くことないな」である。ちなみに私は身体的健常者。 この本への反応として多いのが、文化的で人権意識が高い自覚のあるいわゆる知識人層が、自分自身の意識されざるマチズモを暴かれてびっくりしちゃったって感じに見える。自分は理解ある感じで振る舞っていたのに、後ろから当事者に刺されたような。その結果として新たな知見がひらかれたと評価するものもあれば、憤慨して拒絶するものもある、ような。 この本で感銘を受けられる人は一定水準の人権意識を持ち合わせていると思う。言い換えると、世間一般のゆるふわ人権界隈がフリとして効いているというか。「何がいいのかワカンネ」的な人は、もうほんとにただの昭和ジジイか、弱者側だと思う。弱い人同士って連帯するより敵対しがちに見えるから。
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