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2026年6月29日
ビジュアル・シンカーの脳
テンプル・グランディン,
中尾ゆかり
読み終わった
図書館で借りたので、返却期限までにぜんぜん読めなかった。ので、かなりとばしとばし読んだ。
教育を設計する、または教育を決定する立場にある者たちが、積極的に読んでほしいと思った。
自閉スペクトラムを中心にした語り。(記憶が正しければ)アメリカの教育は、言語思考に有利な教育で、視覚思考、空間思考で思考する脳の持ち主たちは、教育から取りこぼされている。(それは就労にも大きく影響する)
そしてそういった取りこぼされる者たちは、しばしば、自閉スペクトラム、ディスレクシア、ADHD に多く見られ、かの者たちの才能は見過ごされていると筆者は述べていた。
ここに書いてあることが、日本の話してる?と間違うほど、同じ状況であることに驚いた。(今までの政権の動きをみるとそりゃそうかとも思う。)
自分は、視覚思考をする脳で、言語思考ができないことの格差を痛烈に感じながら生きてきた。
言語のインプットがかなり苦手で、長文が頭に入ってこなかったり、誤字脱字誤読が多くて、試験ばかりの教育でかなり苦労した。労働でも契約書が読めなくて、しんどいのに、みんなができることが自分にはできなくて情けなくて、自分を責めるばかりだった。
世界中で、脳の多様性が想定された、それぞれにあった学習方法がもっと選べるようになってほしい。想定された発達をしない脳の持ち主が、もっと能力を発揮できる世界になってほしい。能力を発揮できなくても、生きていて良い世界でもあってほしい。