
猯
@647k38
2026年6月29日
陽の光が消えた町で
ナオミ・クリッツァー,
桐谷知未
読み終わった
読みやすいしおもしろいし短くてよかった
ただし好みからやや外れる
明るいって意味でライトで、肯定的
ぼくは『コミュニティ』や『連帯』というものがすこぶる嫌いなので、方向性があわない
それを抜きにすれば面白いので、そういうの、温かさ、人の中にいることのハッピーさに馴染みがある人なら良い読者になると思う
最初の2作が最悪で、こいつははずしたかもと思った3作目の怪物が面白くて良かった
セルキーのやつ、ネタは早々に予想がつくんだけど、いい感じにムカつく〜って思えて楽しい
AIのやつは星新一みたいで面白い、モーニングコールとか
AI経由なのに人との繋がりを書くのが上手いと思う
でも実際あったら、誰かの指示に従いたくない人間だから有効に使えないんだろうなと思う
ヘルシーで心に良い!のが車より電車なの、アメリカってかんじ
個人の空間、自由を象徴するのが車のイメージ



猯
@647k38
なんで『コミュニティ』や『連帯』が嫌いなんだろうと考えてる
シラーの歓喜の歌のように、団結と排除は常にセットだと考えてるからかも?
表題作でも、自宅に避難者を迎え入れるのに家主が自分用のスペースを確保したがるのを「意地悪な」と表現している
確かに公平ではないかもしれないが…
こういう、団体の、群れの、コミュニティの意思より自分の小さな意思を優先しようとすると簡単に悪者にされてしまうところが嫌かも
これは特殊な話でなく、ごく日常の、お友達だの同僚だのつきあいだのにも発生するあらゆる「群れ」の話だ
どれも嫌いだ
フリーライドしてたい
でも同時に完璧に公平に物事が行われてほしいとも思ってる