
なななな
@buriteri-777
2026年6月29日
無機的な恋人たち
濱野ちひろ
読み終わった
『聖なるズー』がとてもよかった、濱野ちひろさんのノンフィクション。今回はラブドールを愛する人たちについて。
『聖なるズー』の方が私にはガツンときたんやけど(自分の中でタブー性が高いからか?)本作も面白かった。もっと情報細かく、論文の形で読みたいくらい。
人形は裏切らない。去っていかない。動物性愛もそうやったけど、「愛」というものに対する、潔癖とも言える期待?を感じる。
また、「ラブドールを愛している」と言える人しか取材の対象として現れない。本当は自分の薄暗い欲望や暴力性を満たすためだけにラブドールを使用している人もいるはずだけれど、その人たちは個人的な話を明かさない。この部分も、当たり前だけど、刺さった。
「愛」はいろいろなことの免罪符になっている。

