Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
なななな
なななな
なななな
@buriteri-777
国語教師で三児の母です。「わかりあえなさをどう乗り越えるか」というのが生涯の研究テーマで、いまいちばんの関心領域は政治。福祉や教育の本も好き。もともとは文学と短歌がだいだいだいすきなので、もっと読みたい。
  • 2026年7月9日
    激しく煌めく短い命
    ど直球ラブストーリーでありながら、差別の話が物語全体に盛り込まれていて、読み応えある大作やった。 女性やから、在日やから、部落やから、同性愛やから。中学生のなかにも、階層がたくさんある。 りんのキャラクターについては、こういう子いるよな〜と思った。今が楽しいことが大事で、決まりとか勉強はどうでもよくて、あきらめが早くて、ときどき子どもっぽくて、おしゃれで、自分の味方でいてくれたらすごく嬉しい子。 あと橋下が大人になってもええやつすぎた。
  • 2026年7月7日
    ヨシモトオノ
    ヨシモトオノ
    よしもとばななさんの、ベテラン作家でありながら今だに作為がないというか、「こういう物語がウケるやろう」とか「こういう技巧を、伏線を…」という気持ちが全く感じられないのがすごい。 ちなみに例のnoteを読んだので、「姉」という単語が出るたびに少しドキリとした。
  • 2026年6月29日
    いたいのいたいのそらをとべ 1
    かわいい……こどもがかわいい。 けれど大人の世界を、現実を、そのちいさな体で受け止めようとするこどもが切なくて、ずっと涙目で読んでしまうマンガ。 これからの展開として、児童虐待や、子どもの権利が上手く守られないケースにも踏み込んでいくだろうなという予感があって、それも読みたくはあるんやけど、ちょっと辛い。
  • 2026年6月29日
    教室を生きのびる政治学
    オカケン!ついていきます…という本。 この本を生徒に読んで欲しいけど、なかなか難しいやろうな…これを読み通せる子でも(ちなみにティーン向けにとても柔らかく工夫して書かれている)本質的なところでの理解はなかなか……。 じゃあこの内容を、学校教育のどこで、どうやって分かってもらえたら良いのかな? そもそも、この内容をキチンと内面化した生徒を公教育で受け止める準備は、あるのか? などなど、いろいろ考えた、良い本です。 大好きな部分は「知的成長とはメマイを起こすことだ」というところ。 「知的に豊かに大きくなるためには『自分は間違っているのかもしれない』という慎ましい姿勢と、自分の考えを変える可能性のある他者と言葉への敬意がなければならない」(本文より) 議論をする際に、いちばん議論の意味を台無しにしてしまうのは 「それってあなたの感想ですよね?」と 「はい、論破」と書いてあって、 ほんとに…ほんとに私もそう思います、と思った。議論も喧嘩も勝ち負けじゃない。
  • 2026年6月29日
    無機的な恋人たち
    『聖なるズー』がとてもよかった、濱野ちひろさんのノンフィクション。今回はラブドールを愛する人たちについて。 『聖なるズー』の方が私にはガツンときたんやけど(自分の中でタブー性が高いからか?)本作も面白かった。もっと情報細かく、論文の形で読みたいくらい。 人形は裏切らない。去っていかない。動物性愛もそうやったけど、「愛」というものに対する、潔癖とも言える期待?を感じる。 また、「ラブドールを愛している」と言える人しか取材の対象として現れない。本当は自分の薄暗い欲望や暴力性を満たすためだけにラブドールを使用している人もいるはずだけれど、その人たちは個人的な話を明かさない。この部分も、当たり前だけど、刺さった。 「愛」はいろいろなことの免罪符になっている。
  • 2026年6月29日
    こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方
    こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方
    表紙や帯をみて「自然育児」「自然教育」の本、森のようちえん的なエッセンスの本やと思っていた。けど内実は「自然と生きる人生について」というかんじ。 ほんで「自然というのは、こうしたらこうなるという狭い予測をとびこえていくのが魅力。全てを機械のように捉え、原因と結果を重視する考え方を見直すべき」という内容に解釈したのやけど 帯には「自然の中で身体を動かすと知性が高まる!」って書いてあって え?そういう考え方を否定するためにこの本があるのでは?と思った。 という点で、出版社の売り出し方にはちょっと疑問。内容は好きです。
  • 2026年6月29日
    なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論
    最近は「一票を投じることと、出馬することの間の政治行動を見つける」ことが自分の探求領域で、社会運動……気になる……と思っている。 高校の友達が反戦デモ行ってたり、近所の古着屋さんが「NO WAR」Tシャツ売ってたりして、意外と身近やなと思ったり。 この本は社会運動について、社会学者がどのような理論を展開してきたか、またその理論がどの点で批判されてきたか、すごく丁寧に教えてくれる本。 難しいけど、最近の社会活動のあれこれ(BTSの政治発言とかフラワーデモとか)を例に出してくれるので、私でも読めた。 数年前に「文学理論」を勉強していて、今ある理論が欠点を突かれては、それを補った新しい理論ができて、また欠点を突かれて……。そうやって発展していく様が面白いと思ったんやった。 社会活動についても、その流れが面白かった。
  • 2026年6月29日
    教育は社会をどう変えたのか
    想像以上に難しくて、わたくしの能力不足(!)を実感いたしました。 わかったのは「貧困家庭であっても勉強すれば良い生活ができるよ」「だから学習を支援しよう」、このような至極あたりまえと思える考え方も、個人に責任を押し付けていないか? その後ろにある貧困をつくりだすシステムを無視していないか? 「機会を与えてあげたのに、やらなかったなら仕方ないよ」と自己責任の論理にしていないか?ということ。 能力主義というのは資本主義の問題、労働の問題なのだなと思った。
  • 2026年6月29日
    暴走する能力主義
    こちらもすごく難しくて、現代文の試験問題のようだった…。線を引いて、用語を調べさせてください。 書いてあるのは「新しい能力というのは全く新しい能力ではない場合が多い」「どのような能力も、一定の時が経つと批判にさらされる」ということ。 私は教師として「新しい能力」「3つのコンピテンシー」的なものに、うおおおおおお!やるぞ!!!と思っていたんやけど(笑)ちょっと騙されてない?冷静になれ?と思った。 「これからの時代に必要な能力は何か?まともに探求しようとする姿勢のある知性的な人なら、そんなに軽々に『◯◯力です』」などと迂闊なことを言い放つはずはない。なぜならそれは簡単にはわからないことだからである。」 (本文より)
  • 2026年6月10日
    ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち
    ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち
    一橋大学の史学部?ゼミの生徒たちの、研究や、活動が基になっている本。 歴史を勉強するということ、その矜持に触れた気がした。かっこいい〜〜。 「学問的見解と、ヘイトを同じ土壌に乗せてディベートしてはいけない」 「人権は一人一人の思いやりよりも『学問知』が重要になってくる」 何年か前に韓国旅行を計画してたけど、ちょうど日韓関係が悪く、「日本人だけで殴られた」という事件があり、泣く泣く中止にしたことがあった。 その背景にこんなどえらい、歴史の、外政の、あれこれがあったのだ…と驚愕。 私は韓国カルチャーに無頓着なんやけど、韓国カルチャーを愛する友達たちが読むと、もっと解像度が高いのかなと思った。 「歴史否定と『有害な男性性』」という、男子学生が執筆した章が、良かった。男性自体を非難するつもりは全くないんやけど、さまざまな事象、なぜ……どうしてこれは……という、特に政治で納得できない部分を突き詰めて考えると「有害な男性性!!!!!」というものがバーン!と横たわっている。敵がでかすぎる。 また、中学で「慰安婦問題」を教え続けている先生のインタビュー、すごいことをしている、と思えて震えた。していいんや!もっと前例を知りたい。
  • 2026年6月4日
    鋼の錬金術師(1)
    『黄泉のツガイ』つながりで、全巻読み返した。大学の時に読んだはずなのに、8割忘れてて「え??こいつ敵???」ってそのレベル。新鮮に楽しめました。マスタング派の適材適所な活躍がアツい。 今読むと、想像以上に戦争の話で、パレスチナ、ガザの件などとも重なって見えたりして、軍事国家…………と思ったり。
  • 2026年6月4日
    黄泉のツガイ(11)
    1から11まで買ってきて読んだ。アニメも好き。 どんどん隠されてた事実がでてきて、ええ?ええ?ええ?そゆこと??どゆこと??となる。
  • 2026年6月4日
    マイペースと歩く 1
    こういう中学生いる…!わかる…!と思った。 個人的には恋愛にならず、一生このままほのぼのしてほしい。 2巻かもしれんけどメガネ外したシーン笑った。
  • 2026年6月2日
    ザ・議論! 「リベラルVS保守」究極対決
    私が政治を勉強してみようと思ったきっかけは「とにかく軍拡反対」やったんやけど、違う思想を持つ友達の対話で「そんな簡単な話ではないのかも……」と思い始め、「右派って何だ?どういう考えがあって、こういった主張をするのやろう…」と気になり始め、その流れでこの本に辿り着けた。 結局私の思う以上に、歴史の問題であって、国際の問題であって、まだまだまだまだ学ぶべきことがある。この本の中でも知らないこと、まだしっくり来ないことが多かった。のびしろ。 天皇が日本になぜ必要か、今後どうなっていくべきか、とか今まで1ミリも考えたことなかった。 2人が「うん、その意見はわかる」「なるほどね。理解はできる」「でもここが違う」って、「左派!!!」「右派!!!」じゃなくて、人と人として議論してるの良かった。 やっぱり自分は議論に価値を感じるから、「左派は中国の回し者」「右派は戦争賛成」的な決めつけは嫌だ。
  • 2026年6月2日
    おいしくってありがとう 味な副音声の本
    シンプルにおもしろい。『味な副音声』大好き。 食ってこんなに多面的で、すべてとつながっていて、詩なんやなぁ、と思う。 『美味しんぼ』の回は普通に声出して笑ってしまった。
  • 2026年6月2日
    フラワーデモを記録する
    「主張できなくても、記録しておくだけで応援だ。政治的な行為だ。」というのを、『言いたいことが言えない人のための政治学』で読んで、あらためて、記録することの意味を実感した。 フラワーデモとして、女性のために社会のために立ち上がった人たちの声。 デモの仕方にもいろいろあるということを学んだ。 あと家庭内、親子や兄弟間での性暴力被害者の声も多くて、ちょっとゾッとした。 虐待、家庭内のヒエラルキー、権力構造、家父長制にも繋がってるんやろうな。
  • 2026年6月2日
    差別のない本屋に通いたい。
    本好き皆さんにオススメしたい一冊。 私は本が大好きなのに、本屋さんのこと全く知らんかったんやと実感した。 本屋さんにはプロフェッショナルであってほしい。インタビューの中で「書店員に1日1時間本を読む時間をください」という書店員さんの声があったけど、ほんとに…!お願いします…!という気持ち。 各地の素敵本屋さんの矜持も沁みました。 そしてヘイト本について。 ヘイト本が書店に平積みされること、ヘイト本に多くの人が触れること、また当事者がその本を見てしまうことの意味。 「書店は言論のアリーナだ」という福嶋聡さんの論。インタビューを読んでいると、すごく分かる部分もあった。差別的な思想について、理解する本も必要。敵の手の内をちゃんと見て、批評するべき。 けれどその本を見て傷つく人の気持ちを考えると、結局マジョリティの意見なのか……? 本が好きな、書店が好きなみなさんの、考えを知りたいです。ぜひ。
  • 2026年5月27日
    SISTER“FOOT”EMPATHY
    SISTER“FOOT”EMPATHY
    今社会で起きている、知らないことが沢山書いてあっておもしろい。 「bed rotting」という語を学びました。布団の中で1日ごろごろする。ベッドで「腐る」。 セルフケア=もっと素敵な自分になるための努力。エステやネイルサロンやジム。 じゃなくていいよね?という抵抗活動。 アイスランドの「女性の休日」 国民の90%の女性が参加した伝説のストライキ。 スーパーからソーセージが消えた日(旦那が育児することになり、食べさせるのに簡単なものであったから)。 すごく気になって、調べてみたらちょうどドキュメンタリーを公開してる映画館があった。今度いこう🕺
  • 2026年5月27日
    フリースクール スキニシー学校の日々
    滋賀のフリースクールの日常をまとめた本。森のようちえんが母体?になっている。 エッセイや、写真や、スケジュールや、子どもの声もたくさん。 生徒を見にきた学校の先生が、ぼろぼろ泣く場面が印象に残った。「いつも学校でがんばってやっていることは、生徒をしあわせにしてるのかな?」 普段、子どもたちを公園や、野原や、支援センターに連れ出していると、子どもがいうことをきくかきかないかとか、何ができるかできないかとかで、子どもをジャッジする人はいなくて、このまま、このまま生きて行ってほしいなぁと、親として思ってる。 スキニシー学校のスタッフさんたちのような先生が、公教育で増えたらいいなと思うし、自分もその一員になりたい。
  • 2026年5月25日
    本づくりで世の中を転がす 反ヘイト出版社の闘い方
    講演会があって、参加してきた。 最近、柚木麻子さんの『butter』事件があり、「小説家ってこうやってヘイトと闘えるんや!かっこい〜!!」と思っていたんやけど、この本の著者•木瀬さんの話を聞いて「出版社ってこうやってヘイトと闘えるんや!かっこいい〜!!」と思った。 ひとつひとつの作品を、世の中に送り出すまでにさまざまなドラマがあって、どんな本を置くか、というところにも書店のドラマがあって、どんな本を買って読むか、というところには読者の責任もある……。 特定の人たちを傷つけるような作品が、売れるような社会には加担したくないし、一消費者として闘いたいと思えた。 出版社•書店のいろいろ、内情が知れて、マンガ『本なら売るほど』ともセットで読みたい1冊。
読み込み中...