

なななな
@buriteri-777
国語教師で三児の母です。「わかりあえなさをどう乗り越えるか」というのが生涯の研究テーマで、いまいちばんの関心領域は政治。福祉や教育の本も好き。もともとは文学と短歌がだいだいだいすきなので、もっと読みたい。
- 2026年9月22日
言葉を失ったあとで上間陽子,信田さよ子読み終わった加害と被害、女性の傷つきを聞き取り、支え、研究してきたスペシャリストの対談集。 信田さんも上間さんも、やってきたことやスタイルは違えど、凄みがあってしびれる。 現場をコントロールする、状況を変えるための言葉がけやポジショニング。理論だけではなくて、人との真剣勝負のなかで培った、したたかな知恵。 「自分自身が被害者であることを認めないと加害者になれない」という考えに、いままで私はすごく納得してたけど、「自分のなかの被害を考えさせるタイミングはすごく難しい」「暴力が再発する原因でもある」とあり、 そうなんや……被害と加害って一筋縄でいかんのやな……と思った。 「被害者に共感することが、再犯率を大きく下げるわけではない」「被害者の傷の深さが、加害者のパワーになることも。自分の影響力の強さを実感する」という部分はつらいな。 加害者更生プログラムの話も多くでてきていた。 家庭内の暴力は、ゆるせない、つらい。けれど、よほど注意しないと、閉じられた空間で権力構造ができてしまうことはよくわかる。 私も、子どもに権力を行使している、自分の感情のゴミをぶつけている、自分をケアしてくれることを期待している、場面があったりして、やばいやばい、だめだだめだ、っておもう。 暴力から、権力から、無関係でいることはできないから勉強したい。 - 2026年9月22日
参政党と大陰謀論時代黒猫ドラネコ読み終わったシンプルに面白かったレポ。笑った。 反ワクや陰謀論界隈の人が、その流れが、どのように参政党へ繋がっていったかということがよく分かった。そして想像以上にトンデモというか、ずっこけた。メ、メロンパン……?ジャンボタニシ……?なんでこの界隈ってトランプがあんなに人気なんや?トランプは全てを知っているって? また「えっ、えっ、」と思う人が各地の市議会や市長にいはったりして、えっ、通るんや……と思ったり。でもその人がどういう思想の人か、どんな発言をしてきたか逐一チェックできないし、何がフェイクかもわからんし、選挙って怖いなと思った。 そして「目覚めた」というワードがよく使われていて、怖い。「知っている私たち」と「知らない他の人たち」を分断し、自分の正義を強化する。 黒幕(ワクチン会社や世界統一政府や白人コミュニティ)がいたら、そりゃあ分かりやすいやろけど、実際は普通の人たちの、ちょっとのずるさや弱さが、世界のいろんな問題をつくっていて、もっと複雑なものではないのかと思う。 複雑なものを複雑なまま、それでいてじりじりと客観的な根拠を探し求めながら理解をはかるということを、学校教育ではやりたいよな……。 - 2026年9月15日
- 2026年9月5日
- 2026年9月4日
読み終わった日本は、女性がひとりで働き、ひとりで生きるためには設計されていない。 結婚ありき、男性の稼ぎありきの社会制度が今も続いている。 じゃあどうすんだよ、ってときに、まずは女性の声を伝える女性議員がもっと国会に、地方自治にいないと!パリテ(男性と女性の数が同等)にしないと!ということで パリテを実現している神奈川県の大磯町にむかい、その秘密を探る、という本。 FPさんにライフプランの相談をしたときに、生涯年収の表を作ってもらったことがあるんやけど、旦那と私でめちゃくちゃ差があって、は???と思ったことあった。 私の方が仕事が好きやし、常に稼いでるんですけど!??って。 「男性は出世、管理職を見込んで」って言われた。 ちょっとこれを言うのもどうかと思うけど、地元では「え!?」って思うような男の先生(私が生徒の時はうっすらバカにしてた。ごめんなさい)が教頭や校長になったりしてて、聡明な女の先生も、いたのになあ。管理職になるとか、はじめから選択肢になかったんやろなぁ、と思うんやけど 「優秀で熱意があっても、女の先生は管理職を選択肢に入れない」こと 「女性が管理職になろう!と思うことにそもそもエネルギーがいる」こと を感じて悲しくなる。 著者がいうように、自分に自信を持ちたい。 私は女性が女性であるということに邪魔されず、どんどんでしゃばっていくべきやと強く思うし、そういう女性リーダーが増えてほしいと思う。 けど、なんとなく空気を読んで会議では黙ってしまう。それを変えたい。 - 2026年9月3日
性的同意は世界を救う斉藤章佳,櫻井裕子読み終わった性加害者サポートを行う臨床家と性教育を実践する助産師がタッグを組んだ本。 前に授業で性加害やデートDVを扱ったところ、私は被害者やったのか、とか、じゃあこういう場合どうパートナーと付き合っていけばいいのか、だとか、性に対する傷つきや不安がぽろぽろ出てきて、このような授業を行う意義はあるなと思った。 そして親として、子どもを加害者にしたくないという切実な思い。親として、という視点も本作で多く出てきていてよかった。 「性について突き詰めていくと『人間関係』と『家族』に行き着く」 「親子の愛着とは、離れるために形成するもの。 目標は安心して捨てられる親になること」 (本文より) - 2026年9月3日
シェニール織とか黄肉のメロンとか江國香織読み終わったアラフォー、いやアラフィフくらい?の女性たち、そしてその関係者の日常が、群像劇的に淡々と記述されていく。 三人称やけど、日記みたい。平坦だけど、それぞれにドラマがあって、人生は変化していって、あー、まだまだ続きが読みたいなぁと思ってしまう。 - 2026年9月3日
正義の暴走原田隆之気になる - 2026年9月3日
- 2026年8月30日
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み終わったやっと読めた。大津駅に向かう電車のなかで読んで、ミシガンをバックに本の写真が撮れて最高やった。 森見登美彦の書評に納得した。自分軸を持ちながらも、周りに貢献していく、公共心や人との関わりを忘れない。ほんと今を生きる人間のお手本みたいな人やな、成瀬。 - 2026年8月22日
- 2026年8月16日
- 2026年8月16日
みんなこうして連帯してきたジェイク・ホール,安藤貴子気になる - 2026年8月16日
若者の戦争と政治仕事文脈編集部気になる - 2026年8月16日
しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー! 憲法・選挙・『虎に翼』カニクラブ,國本依伸気になる - 2026年8月16日
ハラスメント最終報告勅使川原真衣気になる - 2026年8月16日
能力主義をケアでほぐす竹端寛読み終わった著者が、育休をとったことで、自分がいかに効率主義、成果主義で生きてきたかということに気付く。 育児、介護、看護などのケア労働を誰かが担うことを前提として、成長してきた日本社会。 またそれらのケアを家族に押し付ける「社会的ネグレクト」 さまざまな面から「能力主義」「ケア」について考えている本で、面白かった! 私は著者にめっちゃ共感。 子どもを産まなかったら、育休をとらなかったら、ケアの大変さや豊かさを知らなかったら、「能力主義」を疑うことはなかったと思う。 - 2026年8月15日
- 2026年8月15日
- 2026年8月15日
本を読んだことがない32歳がはじめて本を読むかまど,みくのしん読み終わったおもろかった〜〜。 去年の夏、友達にプレゼントした本。今年の夏、やっと図書館で借りて、その友達の家で続編を読んだ。 情景描写の解像度がすごく高い人で、短歌と親和性高そう。
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