本屋lighthouse "アウステルリッツ(新装版)" 2026年6月29日

アウステルリッツ(新装版)
アウステルリッツ(新装版)
W・G・ゼーバルト,
鈴木仁子
多和田葉子の次にこれに行き着くのは必然か。アウステルリッツが「私」に対して使う言語を英語に切り替えてからの態度の変化は、多和田が『白鶴亮翅』で描いていたオリオンという歯医者の造形に引き継がれている気がする。オリオンは英語で話すときは機嫌がよく見え、ドイツ語で話すときは機嫌が悪く見える、そういう描写がされていた記憶がある。
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