
あ
@ume_combucha
2025年3月26日

「好き」の因数分解
最果タヒ
読み終わった
心に残る一節
『キャラって何、と思ってしまう。キャラクター、それから性格という言葉。そんなもので人を、簡単に語れるんだろうか?』
『生々しいと思う感情を本の中に見つける時、それは乾いている、決してべとべともぷるぷるもしてなくて乾いている。それはあなたがあなたの体から溢れてくるよだれや涙を染み込ませるためであり、本を読むという行為はいつだってそう。』
『その人がそこにいる、ということになんらかの、鮮やかさを感じている。それはでも慎重にさぐっていかなきな、とてと軽薄なものへ成り下がってしまう予感がしている。』
自分が好きなものを離さないこと。
好きな理由をたまには突き詰めて考えてみたくなる。