マオ
@pb-mao
2026年6月29日
ずっとお城で暮らしてる
シャーリ・ジャクソン,
シャーリィ・ジャクスン,
Shirley Jackson,
市田泉
かつて読んだ
帯とおとぎ話のような題名や表紙に惹かれて買って以来、ずっと頭のどこかに潜んでいる一冊。
初めて読んだシャーリー・ジャクソン作品。
絶対安易に人にはおすすめできないけど、これをこうも油断なく書いてしまう人がいる事実に震えてしまうと同時に、この世界にこんな本が潜んでいることに、いっそ愉悦すらある。
怖くてこの人の短編集は、ほぼ開いてない。
けれど、世界のどこかに、隠しようもなくこの人の書いた本があることに、出会う瞬間に、私はやっぱり怖くて思わず笑ってしまう。
避けることなど、できるはずもなかったのだという、そんな気持ちにすらなる。
知らずにいれたら幸せだなんて、思うことすらできなくなるほどに。
間違いなく『本の形をした怪物』。
