本読みの旅人 "人びとの社会戦争" 2026年6月30日

人びとの社会戦争
第5章 満洲事変とは何だったのか 解放の時代は、単に都会/地方、富裕層/貧困層、工業/農業の対立ではなく、個人の生き方が急激に変化すること=国内崩壊への恐れからでてくる、「らしさ」の戦いであって、家族や親戚、ご近所さんといった半径5メートル以内のあちこちに分断をもたらした。解放していく人々に対する苛立ちをもっともらしく糾弾するために「愛国」だの「非国民」だのがもちだされた。 最も愛国的な国防婦人会さえ、目立ちすぎると家を空けるな、子育てを他人に任すなと非難される。いつの世も支配したい野郎どもはいる。 国防婦人会の活動が保守的な女性にとっては一種の解放であったという点は、そうかそうだよなと納得。 石原莞爾の「国内の不安を除く為には体外進出によるを要す」とか「国内改造するためには戦争に突入した方が簡単」って今の右翼系団体も同じようなこと言ってる。。 この章を読んでる間ずっと、今も同じようなことが起きつつある、、、という焦燥感にかられていた。
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