

本読みの旅人
@hi_tommy930
本は旅のお供。日常よりも旅行中の方が捗る不思議。往復1冊ずつ必携。紙好きだから荷物重くなりがち。
小説/新書/教養あれこれ。恋愛ものは苦手。
- 2026年8月23日
将軍の都の客人エイミー・スタンリー,原直史,石垣賀子読んでる@ 電車江戸後期に実在した女性 常野(つねの)とその家族が残した林泉寺文書から、常野の波乱の人生を追う本書。 常野もその家族(特に兄の義融)も、200年以上後の人に愚痴も含めた家のあれこれをこんな形で知られるとは思ってもなかっただろうな。。 - 2026年8月21日
将軍の都の客人エイミー・スタンリー,原直史,石垣賀子読み始めた - 2026年8月21日
台北プライベートアイ紀蔚然,舩山むつみ気になる - 2026年8月20日
僕の狂ったフェミ彼女ミン・ジヒョン,加藤慧読み終わった彼女が溜息を付いたり、分からないの?と聞いたりすると、すぐに教えてよ説明してよという僕。特権側の傲慢だよ。教えてもどうせ知ろうともしないのに。 最後の数ページでほんの少しだけ、僕の中に変化が見えるというのが希望。 安易に僕がフェミに理解を示さない切り替わらないというところが、とても現実的。まぁ現実はこの変化さえほぼないんだけど。 作中に「説明しないと分からないことは、説明しても分からない。」という言葉が出てくるけど、この作品はそれでも対話を諦めないってことを伝えたいのかな。 周囲(特に職場)の人に読んでほしいが、その反応がある種のリトマス試験紙になりそう。 - 2026年8月18日
僕の狂ったフェミ彼女ミン・ジヒョン,加藤慧読み始めたフェミニズムを扱った作品は、どうしてもフェミニストの視点からのものが多く、それはそれで共感/連帯する気持ちがあるので読むのだけど、相対する僕視点というのが新鮮。序盤から僕の上から目線は腹立つが、いやまぁ世の中こういう人ばっかだしな、、と毎日ぶつかる現実を見せられてる感じ。ただ、私にも内面化された家父長的なところはあるはずで、それを僕視点で改めて自覚する、そんな作品になりそう。 - 2026年8月10日
地には平和を小松左京読み終わった初期の短編集。 作者自身の戦争に対するトラウマや、戦後復興期の人間に対する眼差しが作品全体に漂う。 表題作『地には平和を』 太平洋戦争で日本が降伏せず、本土決戦に突入したifの世界線。期せずして原爆慰霊の日に読んだことで、より重くのしかかるものがある。人類は精神の成熟度を上回るような手段を生み出してしまったのか?その手段を使って危険をおかさないと精神が成熟しないのか?という問いが出てくるが、今日の核兵器および核抑止力は正にそれだろう。 『ある生き物の記録』 各話5頁程度のショートショート。 宇宙から見たら太陽系に存在する1つの惑星でしかない地球、科学技術に飲み込まれていく人類という視点でオチまで読むとクスッと笑えたり、少しゾクッとしたり。車やロボットに支配される人間の話が数話あるが、今だとAIや手放せなくなっているスマホなんかは大げさではなく、こののまんまじゃないか?ていうストーリーで。 少し前にNHKで実写化してた星新一のショートショートみたいに実写化しても面白そう。 - 2026年8月7日
食権力の現代史藤原辰史気になる - 2026年8月5日
預言者の歌ポール・リンチ,栩木伸明買った - 2026年7月30日
サード・キッチン白尾悠読み終わった主人公ナオミの中にもある小さな差別意識。 ナオミはそのまま私であり、あなたにもなり得る。 無知でいられることは特権。 その無知を責めるわけではなく、無知であることを自覚した先に学ぼうとするか、考え続けようとするかどうか。 私もナオミのように、自己嫌悪になりながらも、自分の中の差別意識に向き合い、考え続ける人でありたい。 - 2026年7月25日
願うのは私に禁じられたこと小山内園子,梁貴子気になる - 2026年7月20日
けんぐゎい朝倉かすみ買った - 2026年7月19日
人びとの社会戦争益田肇読んでる第6章 全体主義の魅力(1)絆、団結、一体感の希求 大衆の「軍国主義」の受け入れが、らしさ復活の手段としてだったという指摘は面白い。 松岡洋右のゴリゴリのポピュリストな一面は初めて知った。 - 2026年7月16日
- 2026年7月16日
けんぐゎい朝倉かすみ気になる - 2026年7月12日
戦争みたいな味がするグレイス・M・チョー,石山徳子気になる - 2026年7月11日
「無言館」のうた窪島誠一郎買った@ 戦没画学生慰霊美術館 無言館 - 2026年7月10日
ハイファに戻って/太陽の男たちガッサーン・カナファーニー,奴田原睦明,黒田寿郎読んでる@ 電車この作品で描かれている物語は、これまでもパレスチナのどこかで毎日起きていたことで、2年半前のあの日からは、これより苛烈で過酷なことが毎日起きている。 『悲しいオレンジの実る土地』 宗教色の熱烈なまでに強い学校で育てられたぼく自身、あの時神というお方は、本当に人間を幸せにしたいと思っているのだろうかと、疑わずにはいられなかった。………ぼくがパレスチナで知っていた神も、やはりパレスチナから逃げ出していったのだということを、ぼくはもはや疑わなかった。彼もぼくの知らないどこかへ、難を逃れていった。彼自身でこの問題を解決できずに。 - 2026年7月8日
嫌いなら呼ぶなよ綿矢りさ読み終わった@ ホテル『嫌いなら呼ぶなよ』 不倫男の言葉のセンスが抜群。 すごくカジュアルなのに純文学ぽさがあって、そのギャップがいい。 ・義理カロリー ・酒の上での失態をこの上なく厭う身としては、脳髄まで酒に蝕まれても、伸ばした背筋は矜持で支え続ける ・ホメロスの叙事詩より長い ・教えてあげよう、不倫は一に体力、二に体力。不倫はスポーツ競技の一種目で、僕らはアスリートだと思っていただければ間違いないです。 ・真っ赤な空車の文字を常に光らせてるなんて、逆に卑猥だろ。 チヒ夫の言うように、主人公の不倫男は「普遍的な良識や一般常識に反抗してるとか軽んじてる、っていうより!知らない、無知という印象を受けますね」って感じで、身近にいたら関わりたくないし、尋問側のハムハムとハム夫に同意しそうなんだけど、作品だからか、何か話してみたくなるキャラだ。 30分くらいの実写ドラマで見たくなる。 『老は害で若も輩』 もう、これしかない。 ・ババア死ね - 2026年7月6日
嫌いなら呼ぶなよ綿矢りさ読んでる@ ホテル言葉のセンスが面白すぎて、何度も味わいながら読んでる。 「眼帯のミニーマウス」 ・禁欲的な格好に飽きて少し女を出し始めた『アルプスの少女ハイジ』のロッテンマイヤーさん ・どだい私たちのカッコが許された時期なんてない ・今年の流行語大賞でぴえん優勝とかしたらほんと癇癪。 - 2026年7月5日
堕落論坂口安吾読んでる@ 飛行機真の自由は、実のところ不自由なものだ。 社会や制度が用意してくれる「らしさ」の指針がなくなったとき=1945年、「自分とはどういう人間なのか」を堕落して知っておけよということか。ただ、強靭でないと堕ちきれず、結局は寄る辺を求めて何かにすがる。 併読している「人びとの社会戦争」と時代/内容がリンクして、思いがけず読みやすかった。
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