
sataka
@satakan_443
2026年6月29日

ノスタルジア
ミルチャ・カルタレスク,
住谷春也,
高野史緒
読み終わった
濃厚で多弁、装飾に満ちた文章は懐かしい過去も、そこから展開する幻想世界もありありと描き出す。プロローグの『ルーレット士』から、まさしく描写力というものに圧倒された。構成的にも、本編である3作を、プロローグとエピローグの短編で挟むという形が興味深い。本編はどんどん順を追って難解に、メタ的になっていくのに対し、エピローグは非常に分かりやすく、不条理SF的に笑える作品だった。

