本棚
@ann-zzz
2026年7月6日
産む気もないのに生理かよ!
月岡ツキ
読んでる
借りてきた
大切に読んでいる。
みなさん感想に「わたしが書いたのかと思った」と書いてるけどまさにわたしもそう思った。
結婚して6年間夫婦ふたり暮らしをしていた間に妊娠出産、子どもを持つのか持たないのかについて何度も考えて反芻していた思考がそのまま本になっている……と感じた。
ここに書かれていること、著者の考えに反論する言葉を実母や義母や周囲の誰かに言われたり、自分が自分に脳内で言ったりしていた。
そもそも身体のコントロールを失うのもこわいし、精神的にも影響するだろうし、体型が変わること、何よりもう無理だやめたいと思っても子どもがいないときには戻れないその不可逆性(お腹にいるときでさえ)、そしてこんなに生きるのが難しくて良い方に向かわせる力が無視されてしまう世界に自分や夫にとって何より大切な存在になるであろう子どもを産み落とすこと。産まない理由が多すぎる。
この本ですごいと思ったのが、上記の理由は書けても「夫にとってかわいい妻でいられなくなりそう」というところまで踏み込んでいるところだと思う。
総監督の例えがあったけど、マジでそうなのである。何でこんなに抵抗感があるって、負わされる役目が多すぎるかつ重すぎる。
これはわたしたちの親世代(60〜70代)にはなかった重さ、というか重さの種類が確実に変わっている。親世代が負わされていた期待や役割はそれはそれで重かっただろうと思う。
ただ明らかに負担は増えていて、それは勤労(納税)家事、子育てだけではない。
ジャッジされ続ける精神的負荷は子どもを産んでも降りられない。子どもを産めば「あのひとは自分勝手」「大人になりきれていない」という勝手な周りの評価から降りられると思いきや、違う側面でジャッジされ続ける、しかもまじの部外者から。
少子化はわきまえないわがままな女が増えたせいだ、女性の社会進出が進んだせいだ、男性の賃金を上げて女性は家庭に入ってもらうのが良い、18歳から3人産んで40歳から働ける世の中に。
(ちなみにこれがワーママになったら、年収400万は家庭にバリューを生んでないから家事育児は妻がやるほうが家庭単位で効率的とか言われる。全方向地獄)