
ルリオ
@rulio
2026年6月30日
批評の教室
北村紗衣
読み終わった
私たちは試されている可能性を常に考慮しなければならない
批評について、精読、分析、書く、コミュニティをつくるという構成で論じられている。著者がフェミニスト研究をしている人物で、批評においても自身の性的嗜好を理解する必要性(あの役は痩せた女性がやるべき、この役は美男子がやるべきなどの偏った考えが出る可能性)や、正直な批判、意見交換の必要性、学生と互いの批評について率直な意見交換をしている様子から、客観性や平等性から批評を語っていると感じた。
「精読をストーキングにたとえるのは穏やかではないかもしれませんが、とりあえずそのレベルの注意力が必要なことは理解してください。」(20ページより引用)
冒頭から徹底した精読をストーキングに例えている。本書の読者には文章的なストーキング能力、あるいは探偵のような推理力が試されている可能性の示唆のみさせていただく。





