批評の教室
126件の記録
積読本を減らしたい@tsundoku-herasu2026年8月10日かつて読んだチョウのように読み、ハチのように書く 「この本は批評方法の入門書です。作品について楽しく掘り下げたい、作品について他の人と考えを共有したいけれどやり方がよくわからない、という人は多いと思います。そういう時に自分の分析を明確に文章にするような批評ができるようになると、作品を他の人と楽しくシェアできるようになります。この本はそうした読者や視聴者に向けて、楽しむための方法としての批評のやり方を一から解説するものです」 2021年10月17日読売新聞 2021年12月25日朝日新聞 2022年1月15日日本経済新聞 書評欄掲載

プールに降る雨@amewayamanai2026年7月18日読み終わったもう何もかも忘れていくので映画や本の感想を書きつけるようになったのがわりと最近のことで、そうすると作品を分析的に見ることが自然と習慣づいてきたので、さらに批評のやり方を学べばより深く内容を理解できて楽しめるのではと思い読んだのだった。 批評をするには何か特別なルールでもあるのかと漠然と思っていたけど(あるにはある)、その人の批評スタイルによるので、事実誤認さえしなければわりと自由に書いてもいいらしい、と理解。 今後、批評を書く予定はないけど(面倒なので)、この本を読んだことは大変有意義だった。 あと、やはり北村紗衣先生はうっすらおもしろい。 以下、メモ。 プロローグ * 批評とは解釈と価値づけである。 第一章 精読する * 作品内の事実を認定する。 * 作品が描いているものを読み取る。 * 作中に出てくるものはすべて意味がある。 * 複数回出てくるもの、しつこく描写されるもの、通常であれば出す必要のないもの(例:トイレに行く)に注目する。 * フィクションは展開に必要なことだけ描写する。 * 自分の性的な嗜好が評価に影響を及ぼすことがある。 * 信頼できない語り手に注意する。 * 登場人物が嘘をついていないか注意する(「映画館に行く」と言って出て行く人はウソをついている)。 * 作者には死んでもらう(作者の意図を重要視しない)。 * 作品の社会的・歴史的背景を理解する。 第二章 分析する * 巨人の肩の上に立つ(過去の業績を参考にする)。 * 分析スタイルはひとつではない(戦略的に批評理論を利用する)。 * タイムラインに起こしてみる。 * 図を描いてみる(人物相関図など)。 * 物語を要素に分解する(抽象化・類型化する)。 * 作家が各作品でよく使うモチーフを整理する。 * 成功価値(作者が遂行できたこと)と受容価値(鑑賞者が得る経験)。 * 作品の「友達」と比較する(間テクスト性に注目する)。 * 題材となる作品を中心にネットワーク図をつくる(「友達」をつなげる)。 * 関連作品をできるだけ押さえる。 第三章 * 批評それ自体が芸術である(という気概を持つ)。 * 切り口を絞る。 * タイトルをつけて内容を決める。 * 一段落目で作品内容を説明する。 * 切り口を提示する。 * 切り口に沿った分析をする。 * 批評はコミュニケーションである。 * ルールを理解した上で必要に応じてルールを無視する。 * 批判を覚悟する。



ルリオ@rulio2026年6月30日読み終わった私たちは試されている可能性を常に考慮しなければならない 批評について、精読、分析、書く、コミュニティをつくるという構成で論じられている。著者がフェミニスト研究をしている人物で、批評においても自身の性的嗜好を理解する必要性(あの役は痩せた女性がやるべき、この役は美男子がやるべきなどの偏った考えが出る可能性)や、正直な批判、意見交換の必要性、学生と互いの批評について率直な意見交換をしている様子から、客観性や平等性から批評を語っていると感じた。 「精読をストーキングにたとえるのは穏やかではないかもしれませんが、とりあえずそのレベルの注意力が必要なことは理解してください。」(20ページより引用) 冒頭から徹底した精読をストーキングに例えている。本書の読者には文章的なストーキング能力、あるいは探偵のような推理力が試されている可能性の示唆のみさせていただく。





バーナード氏@barnadoshi2026年6月30日日本文学学校で読書感想文や絵について「自由にのびのび」やれと言われたことのある人はわりといると思います。しかしながら、少なくとも初心者に対しては「自由にのびのび」は単なる指導の放棄にすぎません。 (157p)
も@ym2026年6月16日読み終わった学生時代に読みたかった!!!! 物語の見方が広がる。 北村先生が軽やかに語ってくれるのですんなり読めた。 ゼミ生とのディスカッションも面白かった。 同じ作品なのに切り口が異なるとこんなにも捉え方が変わるのか!と驚いた。 グレート・ギャツビーはミュージカル版しか見たことがないので、レオ様のキラキラ笑顔が見られる映画もぜひ観たい。

さつまいも@satumaimo2026年5月20日読み終わった批評が書きたいいうよりは、もっと本をよく読みたいと思って選んだ本。批評の書き方が中心だけど、特定のテーマについて本を読み広げたい時に参考になりそうな考え方も得られた。


Rum_Panipuri@Rum_Panipuri2026年3月27日読み終わった数年前に買っていて、本書の著者も参加のオンライン読書会があったのでドキドキしながら参加した。 批評それ自体が技術やセオリーや戦術もあるアートなのだということにまずびっくりした。どちらかというと私は創作する側で、ずっと本や漫画や映画や劇が主体であり絶対的なものだったので。評論家というのは他人の作品にああだこうだ言うだけで創作性がない…と思っていたけど実際に観られて/読まれてこその作品なのだから人がどう感じたのかどう分析したのかを読むことはそれは面白いよなと。 作品だけじゃなくて他人の批評をもっと読んでみたくなった。

すぶた@ggl08252026年3月2日読み終わったこれ読んでる途中で「ワン・バトル・アフター・アナザー」の凱旋上演見に行って、パンフに載ってた批評を読んだらなんか内臓ひっくり返るくらいゾワッとして面白い!!!って感じた 批評は少し客観視もしながら作品を自分に落とし込んだり、自分の感じた面白さを言語化していく作業な感じっぽいから、初めからそれありきで観すぎると入り込めなくなりそうだなとも思って、あえて何も考えずに観るのも大事にしたいけど 観終わって「なんだったんだ今の感情は?!」ってなったり、しばらくして「こういう意味もあったのかなぁ」なんて振り返ったりして作品を何倍にも楽しめるなぁって思った あとは人の感想をその人の作品として見るための視点が持ててこれから面白くなりそうだ!!!ってなった



すぶた@ggl08252026年2月21日読んでる作者が1人とは限らないってのは言われると納得なんだけど、なかった視点でドキドキした、、、 私が作者から受け取ったと思ってたものも、私が思う作者は私が私のなかで生み出してる実在しない存在かもしれないし、私は私の体験と照らし合わせて解釈を生み出してるわけだから、思ってる以上に独りよがりなプロセスだったんだなぁ その独りよがりさが本を読む良さではあるけど、批評をするときはその点に自覚的であるかどうかで捉え方が変わってくるよって話なのかな

つつじ@tsutsu2026年2月11日読み終わった批評してみたくなる一冊。 ・面白くても面白くなくても批評すれば、得られるものがある、ということを初めて知った。 ・普段、面白い/面白くないといった感想ばかり抱いてしまうから、こうやって作品を深く読んで批評するのは楽しそうだと感じた。 ・最後の著者と生徒による批評の例が付いていて良かった。
お湯@hatopoppo2026年1月25日読み終わった様々な文章に触れている中で、きちんと文脈を理解できているだろうか、より自分の中に感じたことを落とし込むにはどうすれば良いかと思っていた中で出会った。活用できる批評理論の紹介に加え、対象にまつわる資料を幅広く見ていくことや、受け取る側とのコミュニケーションを重視するなど批評するに際しての姿勢を学ぶことができた。終盤に自分の文章をメタ的に解説している構成も、批評論の本として完成されていると感じた。
栞@shiorinna2025年12月15日読み終わった借りてきた本の読み方、批評のやり方が知りたくて読んだ。 前提として批評とは、以下の2つを指す。 ①解釈→作品の中から一見したところではよくわからないかもしれない隠れた意味を引き出すこと ②価値づけ→その作品の位置づけや質を引き出すこと そのため、本を読むときは、疑問に思ったことをすぐに調べ、得た情報から情報へ移動していく。その本が書かれた背景や込められた思い、影響を受けた作品などは、その本だけでは理解できない。 そして、作品は世に出た瞬間から作者の手を離れるため、作者の意図を考える必要はない。異なった文化背景を持つ私たちが作品を享受し、さまざまな解釈や価値づけをつくることで、その作品の魅力があがる。






さおり@prn9909082025年8月16日読み終わった好きな作品のことを語る言葉を見つける方法が知りたくて読んだ.そういう方法や批評のテクニックも読んでいてとても参考になるなと思ったけど、大事にしたいなと思ったのは好きな作品のなかでも納得出来ないところはあってもいいしそこに蓋をしなくても良いしその逆もある.大事にするべきというか起点にするべきなのはその作品を前にしたときの自分の素直な気持ちであるんだろうなということとその作品に対する誠実さなんだろうなと思った.
おにぎりクン@ongrkun702025年8月6日読み終わった作品をどう読んで分析して書くのか具体例をたくさん交えてかなりわかりやすく教えてくれる本だった。 特に最後の実践編おもしろかった。ここはうまかった、ここはこう失敗してしまったのあたりも参考になったし、こうやってお互いに話すの楽しそう。 北村先生のシェイクスピアの話を聞き、先生の説明ってかなり頭にスッと入ってきていいな…と思って手に取った一冊だけど、自分がずっと苦手としている書く方法について学べたのでかなり読んでよかった度が高い。 レーナード・スキナードの話すんの意外だな〜と思って読み進めてたら最後に伏線回収されて、北村先生のことがかなり好きになってしまった。


- 垣本@kakimoto2025年7月10日読み終わった洋画にハマってた時は似たようなこと(書いてはいなかった)してたなぁと思いつつレスバにキレ散らかしていたので絶対に批評家にはなれない もうちょい文学の話してほしかったので小説読解入門買おうかな


yt@yt2025年5月7日読み終わった批評家による批評の書き方入門。 精読、分析、書くの三章の後は、実践編として批評家2人が書いた同じ映画の評論文を批評し合うという豪華企画。 こんなに手の内明かして良いのか。 エピローグには何と「読者への挑戦」もあり、必読。 この本自体を批評させられます! バッグにトマトを忍ばせて読もう。









りょこ@k_ar02022025年4月12日読み終わった無意識にやらないようにしている批評の方法があるんだけど、それも全然やっていいことなんだと気づきになってよかった。 精読の精度を上げつつ、周辺作品を見つつしていかないといけない。


りょこ@k_ar02022025年3月29日読んでる考察ではなく、批評をしていると思っているし、批評を書きたいと思うのに、考察と言われてしまうことも多くて、批評とは何ぞや?と思っていた今日この頃。 何を言おうとしている作品なのかについて言及したり、表現から読み解いたことについて言及する時に、「書き手はそんなこと思ってないかも」という思いが頭を掠めていたけど、批評においてそれは気にしなくていいと書いてあって、そうなのか!!と驚いた。まだ3つ目の中見だしとかだけど楽しい。



にわか読書家@niwakadokushoka2025年1月14日読み終わった@ 自宅編集さんのPOPに惹かれて買っていたもの。 「にわか」ゆえ読むのが精一杯なのだが、読書会やポッドキャストを始めたので、表現することも気になっていた。 まだまだここには至らないから、買った本と読んだ本を載せていくことで感覚を付けていこう。























































































