
おじむし
@ojimushi
2026年7月12日

ウエストウイング (朝日文庫)
津村記久子
読み終わった
津村さんの作品ほんと好き。ばらばらの人と人が肩書きや所属ではなく、ほんの偶然とどこか共通した本質で繋がる瞬間を描くのが本当に上手い。
ヒロシは「エヴリシング・フロウズ」のヒロシだよね?
普段バラバラに動いている人たちが、つかの間同じタイムラインを共有する場としての大雨。「とにかくうちに帰ります」にもそのモチーフが見える。
災害だったりもっと大きくは戦争がそれに当たる。東日本大震災の日に東京にいたけど、直接的な被災地じゃなかった都心では電車が動かなくなったから食材が続く限り営業するレストランがあったり、銀色の保温シートをかぶりながら歩く人たちの姿がなんとなくお祭り感があったのを思い出した。
