ウエストウイング (朝日文庫)

22件の記録
おじむし@ojimushi2026年7月1日読んでる普段バラバラに動いている人たちが、つかの間同じタイムラインを共有する場としての大雨。「とにかくうちに帰ります」にもそのモチーフが見える。 災害だったりもっと大きくは戦争がそれに当たる。東日本大震災の日に東京にいたけど、直接的な被災地じゃなかった都心では電車が動かなくなったから食材が続く限り営業するレストランがあったり、銀色の保温シートをかぶりながら歩く人たちの姿がなんとなくお祭り感があったのを思い出した。
- ハル@harubooks2025年12月22日読み終わったKindle淡々とした物語の名手。 津村記久子さん。 淡々と奇妙なことが起こる。 それでも日々は淡々と進む。 感情が掻き乱されたくない時に読む。



読書猫@bookcat2025年7月17日読み終わった(本文抜粋) “夢はなくていい。ときどきおいしいお茶が飲めてお菓子が食べられればそれで満足だけど、それすらも叶わなくさせる力が、一見平坦な生活の中に潜んでいるのかと思う。ときどき微かに、生きていることがいやになる。もっといろいろとしておけばよかったのかしら、とも考える。” “「おいしいですね、グァナバナナ」 「そうですね、グァバとバナナだそうですよ」 「そうなんですか」 「メニューにそう載ってました。グァババナナだと言いにくいからグァナバナナ」” ”初めて、自分はこのままいつまでもこうやって、飽きもせずに、白い紙に鉛筆を走らせ続けることができるのだろうかと疑った。心に別のものを入り込ませないまま。 ビルで出会い、見かけたさまざまな人々が、ヒロシの中を通っていくような気がした。“






















