
Marie
@romarie
2026年6月30日
正欲
朝井リョウ
読み終わった
比較的ニッチな分野が好きで、幼少期から「ふつう」の圧力におびえていた自分には、とてもじゃないが他人事とは思えない内容。小説としてエンタメではなく、自分に迫ってくる感じがあって途中読むのがしんどくなってきた。
登場人物たちの葛藤が少しだけ、わかると同時に、自分だけの感情じゃなかったんだ、と安堵する。この小説を読んだひとたちの間では、少なくともこの感情が知られているという、安心感。
終わりかたもしんどいけれど、登場人物たちの生き方の解釈には、光を見出せる。
よくぞ、こうして言葉にしてくれた。という朝井さんへの感謝さえある。


