
SU
@real_ding_01
2026年6月30日
アルジャーノンに花束を〔新装版〕
ダニエル・キイス,
小尾芙佐
読み終わった
ずっと喉が締め付けられている感覚なんなんだ。
4-5ヶ月で、生まれ変わっても経験しないであろう人生を歩むチャーリー。まるで音速で地球一周している気分。
第三の視点ではなく、チャーリーの成長記として描かれていて思わず感情移入してしまう。(初めは日記感覚で読んでいたのだが、途中から生体実験の論文として読み始めて胸の締め付けが🥲)
人間として扱われたかったのに、どんなに知能を上げてもむしろ人間とは別の危険物体として扱われる姿が辛い。
利口になったチャーリーに対しての態度を変えたパン屋の従業員たちに軽蔑していたが、読み進めていくうちにチャーリーを化物のように恐れを感じていた自分も同類だなと。
知能を求めて得た成果以上に、失った感情や人間関係の方が大きい。
対等な関係なんて築けているようで築けていない。
無意識のうちに自分を標準であると基準化して、基準以上の人間を尊敬や畏敬、さらには恐怖の対象と設定し、逆に下の人間をもはや人類として接しない。
⭐️「知識を求める心が愛情を求める心を排除する」
⭐️「どうか…どうか…読み方やかき方を忘れないよおにしてください」