あけいろ "燻る骨の香り" 2026年7月1日

あけいろ
あけいろ
@ake1r0
2026年7月1日
燻る骨の香り
香りシリーズ第3巻。前巻の記憶が曖昧な中、どうやらこれは過去の話だと察する。若いな、新城。京都舞台で、どうも湿度が高い物語だった。今時分にちょうどよいくらいの。目次の香りの名前が魅惑的で、実際に体感のできない香りを言葉で表現する語彙の奥深さを感じる。物語自体は、嘘だらけの人間模様に頭がこんがらがっていたら、気がつけば終わってしまっていたという感じ。個人的には『透明な夜の香り』の空気感がど好みだったので、最後に一香の存在を感じられて嬉しかった。ほんの数ページだけれども。
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