
Corps Revive
@btbjpcp
2026年6月26日
「ふつうの暮らし」を美学する
青田麻未
読み終わった
伝統的な美学に対するアンチテーゼとしての日常美学。キャッチーな分野であることもあり、興味深く読んだ。
掃除の美学、料理の美学、Vlogの美学。
それぞれ入門書ながらしっかり論考されていたと思う。
著者も言及するように、日常美学の国内入門書は稀有であり、その意味で本書の価値は大きい。
しかし、やはり美学全体に対する「しっくりこなさ」は拭えない。美学の本はどうしても翻訳書中心の印象だが、決して理由はそれだけに依らないだろう。
論理的に感性を説明することは、ある種自明の矛盾を内包する故なのかもしれないが、さりとてそれもしっくりこない。
うーん、、、でもまぁかなり読みやすくわかりやすいので、日常美学に関心がある人におすすめなのは間違いない。
少なくとも、「世界制作への参画」という観点は面白く、何だか勇気づけられたことを記しておきたい。