本屋lighthouse "アウステルリッツ(新装版)" 2026年7月1日

アウステルリッツ(新装版)
アウステルリッツ(新装版)
W・G・ゼーバルト,
鈴木仁子
認知症が進んでいる私の祖母にも、映画『急に具合が悪くなる』で言及されていた「点線の時間」が、あるいはそれに似たなにか別の時間が流れているはずで、しかし祖母が自らの過去を語り直すことはもうないのかもしれない、ないだろうな、と思いながら、アウステルリッツがはじめは点線のように、しかし徐々になだらかな線をなしていくように思い出すかれの過去をひたすら読んでいた。閉店。
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