
いちのべ
@ichinobe3
2026年7月1日
一九八四年(新訳版)
ジョージ・オーウェル,
高橋和久
読んでる
第二部5まで読む。
「思考警察」のスパイなのでは?と疑心暗鬼になっていた若い女性にアプローチされるという急に浮ついた展開!と思ったが、この世界における性愛や欲望についての表現が威勢が良くて面白かった。
> 一人の人間への愛情だけではなく動物的な本能、単純な相手構わぬ欲望、それこそが党を粉砕する力なのだ。(p177)
> 二人の抱擁は戦いであり、絶頂は勝利だった。それは党に対して加えられた一撃、それは一つの政治的行為なのだ。(p178)
そしてウィンストンには思い入れも共感もないな〜と思いつつ読み進めていたのだが、ジュリアとの考え方/価値観の違いを目の当たりにして、それならウィンストンの方が自分の感じ方には近いんだな……と把握できた。
今回ゾッとした文章。
> 理解力を欠いていることによって、かれらは正気でいられる。(p221)
