ゆきまち "空白を満たしなさい(上) (..." 2026年7月7日

空白を満たしなさい(上) (講談社文庫)
3年前に死んだ主人公が突然生き返り、家族・友人・職場の身近な人々との再会を経て自らの死の真相を追っていく…というミステリな部分もあり、奇抜な設定も相まって続きが気になってページがどんどん進んだ。 ただ生き返ってよかった、という話ではなく「死」が周囲に与える影響やそのものの絶対性を踏まえての主人公(と身近な人々)の苦悩が読んでいて切なかった。 「生き返る」というテーマだと異世界転生や死に戻りといったジャンルが最近は身近だけれど、同じ世界線である一定の期間を経て戻ってくるというパターンは逆に新鮮に感じた。
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