
おとうふ
@Ritty15
2026年7月2日
YABUNONAKA-ヤブノナカー
金原ひとみ
読み終わった
登場人物8人の視点をつなぎ合わせて物語が進行する。1つの出来事を8人それぞれの視点で見ると葛藤や信念、色んな事情がある。だけど他人からは見えない。いくら親しくても慮っても他人を完全に理解することはできない。そのことがわかった時の感情はまさに「ある程度の歳になり吹き荒ぶ風に晒されながら唐突に、嬉しいわけでも悲しいわけでもないその寒々しい真実にたどり着く。」それでもわかり合おうとすることが尊いのだと、小説の中の小説家が書こうとしていた。
メモ📝
正しいか間違っているかが問題ではない。そんなことは問題ではない。この世には正しい真理や間違っている真理、適切な真理や不適切な真理、色々な真理があって、その中でどれだけ多くの真理に触れ、把握できるかが重要なんだ。結局のところ我々はどうしたって、混ざり合うことのない生き物なのだから。



