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おとうふ
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@Ritty15
  • 2026年8月23日
    ヘヴン (講談社文庫)
    苛めのシーンは辛すぎるが、読み終わった後、ほんの少しだけホッとする、心が静かになる感覚があった。最後の美しさが際立つ。 僕が手術を決断できたのが良かったし、継母がちゃんとした大人で良かった。 僕とコジマは友だちだったのか?僕からみたらコジマは心を通わせる友達だったけど、コジマからみたら同類みたいなことなのか。コジマは物事の本質を捉えているようで、歪んでいた。どっちが強いか弱いか、上か下かみたいな捉え方をしていて、物事に意味付けをする。 最後のページ、僕が斜視の手術後に見る美しい景色の描写はご褒美みたいだった! よく見えるようになったというだけではない、意味付けをしなくても、ただ美しいという描写だった。 読んでいる私が世界をとらえなおせる気がした。
  • 2026年8月15日
    葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
    同僚に教えてもらって読んでみたけど面白かった。完全に騙されました!ギリギリまで何にも気づかなかった! あと、歳をとることが少しだけ怖くなくなった。
  • 2026年8月10日
    プレゼント
    プレゼント
  • 2026年8月7日
    成瀬は信じた道をいく
  • 2026年7月30日
    私にふさわしいホテル
  • 2026年7月27日
    黄色い家(下)
    黄色い家(下)
  • 2026年7月22日
    「夫婦」不在社会
    私は著者を応援している。あとがきを読んでさらに好きになった。この本がみんなで喋る議題になったらとてもら嬉しいと、いろいろな意味で話題になることを引き受けている。本当にすごいと思う。 振り返ると公の生活がすっかりメインになってしまっている。自分の傷と向き合い、心を揺らす私の時間を持ちたい。何かを生産するわけでもなく、効率を求めるわけでもない、ただ休む時間。 そんな時間を少しずつでも取り戻したい。 それから、夫婦の関係がなんだかんだ安定している理由にも改めて気づいた。 何か話し合わなければならないことが生じたとき、私は口下手でうまく言葉にできないことがあるが、夫は私が言葉にするのを待ち話を聞こうとしてくれる。 話すことを諦めずにいられるのは、待ってくれる人がいるからなのかもしれない。
  • 2026年7月21日
    黄色い家(上)
    黄色い家(上)
  • 2026年7月12日
    舟を編む
    舟を編む
    出版社の辞書編集部が新しい辞書『大渡海』を編纂する話。辞書作りに情熱を注ぐ登場人物たちの生き方は、真面目であることや誠実であることを肯定してくれる。 作中で辞書は「言葉の海を渡るための舟」と言われていた。言葉は時に無力だと知りつつも、思いや記憶、愛を留めおき、他者と分け合い伝えるのに必要なものだと。 私は言葉を曖昧に理解し適当に使うことがたびたびあるが、ちゃんと言葉にこだわりたいと思った。若干ニュアンス違うけどざっくりこんな感じ、と妥協せず、自分の感情と向き合って最適な言葉を探す努力をしてみよう。 ストーリー序盤、37年間辞書作りに力を注いできた荒木が『大渡海』の編纂を馬締に託すこと。それは自分が積み上げてきたものを手放し、若い世代に任せること。この潔さがかっこよくて好きだった。
  • 2026年7月8日
    蜜蜂と遠雷(下)
    メモ📝 「だけど、そもそも我々は何かを殺生しなくては生きていけないという矛盾した存在なんだ。我々の生存の基本となる、食べること自体がそうだろう。食べるという行為の楽しさは、罪深さと紙一重だ。僕は、野活けをする時に、いつも後ろめたさや罪深さを感じているよ。だから、活けた一瞬を最上のものにするよう努力している」 富樫は考えながら続けた。 「化粧品会社のコピーにあるだろう。一瞬も、一生も、美しく。たぶん、一瞬というのは永遠なんだ。その逆もしかり。最上の一瞬を作る瞬間は、活けている僕も最上の一瞬を生きていると実感できる。その瞬間は永遠でもあるんだから、永遠に生きているとも言えるね」 「再現性という点では、活け花と同じでほんの一瞬。ずっとこの世にとどめておくことはできない。いつもその一瞬だけで、すぐに消えてしまう。でも、その一瞬は永遠で、再現している時には永遠の一瞬を生きることができる」
  • 2026年7月4日
    蜜蜂と遠雷(上)
    日本で開催された国際ピアノコンクールで10〜20代の4人の天才が刺激を受けながら自分の音楽を見つける話。演奏を読む体験がおもしろかった。 風間塵とステイ先の華道家の富樫が通じ合った場面が印象的だった。 音楽や活花は一瞬で消えてしまう芸術。最上の一瞬は永遠。脈々と受け継がれてきた音楽を奏でること、その瞬間を心に焼き付けること。 「一瞬と、永遠と。再現性」
  • 2026年7月2日
    YABUNONAKA-ヤブノナカー
    登場人物8人の視点をつなぎ合わせて物語が進行する。1つの出来事を8人それぞれの視点で見ると葛藤や信念、色んな事情がある。だけど他人からは見えない。いくら親しくても慮っても他人を完全に理解することはできない。そのことがわかった時の感情はまさに「ある程度の歳になり吹き荒ぶ風に晒されながら唐突に、嬉しいわけでも悲しいわけでもないその寒々しい真実にたどり着く。」それでもわかり合おうとすることが尊いのだと、小説の中の小説家が書こうとしていた。 メモ📝 正しいか間違っているかが問題ではない。そんなことは問題ではない。この世には正しい真理や間違っている真理、適切な真理や不適切な真理、色々な真理があって、その中でどれだけ多くの真理に触れ、把握できるかが重要なんだ。結局のところ我々はどうしたって、混ざり合うことのない生き物なのだから。
  • 2026年6月21日
    月ぬ走いや、馬ぬ走い
    第二次世界大戦以降の沖縄の話。時代を行き来しながら、表象化しない人々の生々しい悲劇を描いている。 沖縄にすべてを負わせた上で成り立つ日本の平和は本当に平和と言えるのか、戦後80年未だ解決されない問題を今一度考えるきっかけになった。 メモ📝タイトルの意味 月ぬ走いや、馬ぬ走いさ (ちちぬはいや、うんまぬはいさ) 馬さながらに歳月は駆け抜けてしまうのだから、時を大事にすべし、けれど苦悩は結局なくなるものとしてほう放ってしまいなさい!p.183
  • 2026年6月8日
    ぼくには笑いがわからない
    言語学を学ぶ、冗談が通じない真面目な主人公。好きな人が、おもしろい人が好きって言ったことをきっかけに漫才を始めたら、お笑いが好きになっちゃった話。 悪意のないまっすぐな主人公に魅了された。相方や漫才仲間たち、お笑いの師匠との関係もじんわり温かくてよかった。 メモ📝 ぼく、本当におかしくなったかもしれません。舞台に立ったとき、心臓が誤作動を起こしたんです。ぼくのネタで笑ってくれたと思うと、心臓がドクンて。
  • 2026年5月31日
    カウンセリングとは何か 変化するということ
    カウンセリングの解像度が上がった。今後、自分や親しい人が孤独になったときや行き詰まったときに、カウンセリングに頼る選択肢を考えられるようになった。あと、家族や友人からの相談に上手いこと返せなくても、相談してくれた人をおもってただ聴くだけでもその人を少し楽にすることができると知れた。この本を読めて本当によかった。 著者と竹下さんが対話しているTBS CROSS DIGを観るとより理解が深まった。 頭の整理メモ📝 生活を立て直す作戦会議としてのカウンセリングと、実存に取り組む(誰と生きるか、なぜ生きるか、自分とは何かなど)冒険としてのカウンセリングがある。特に冒険としてのカウンセリングが興味深かった。 生き延びるために麻痺させた心をカウンセリングによって解いていくイメージ。ガチガチになった心を意図的に揺らして、苦しい破局を心の中で再演し、立ち向かい、生き延びる。古い自分が死に、新しい自分が生まれる。古い物語をきちんと終わらせることで、新しい物語がはじまる。 つながりへの信頼があるときに自立が可能になる。
  • 2026年5月20日
    傲慢と善良
    傲慢と善良
    小説にある傲慢さや、謙虚さと自己愛のバランスの悪さに心当たりがありすぎるんだ…笑 私にふさわしいかを考える。人と付き合うとき、友だちを作るとき、誰に声をかけるのか迷っているときも、無意識的に。 それに最近、人に合わせすぎた代償で自分の本心がわからなくなった瞬間があって、恐ろしいと思っていた。 私の中に主人公真実がいる…なんとなく分かっていたし、年齢とともに薄らいでいるとも思っているが、改めて突きつけられた。
  • 2026年5月17日
    夜は短し歩けよ乙女
    優しくマイペースな彼女と奥手な先輩が愛おしい…!早く2人を会わせてあげて!と思ってしまう。物語のペースがゆったりしていて、私の文字を追うスピードもいつもよりゆっくりに。京都を旅しながら再読したい。 なんかいいなと思ったメモ📝(全部彼女視点だ!) ・金色の夕日が射して、実家が恋しくなるような秋風が吹いています。 ・柔らかい林檎をスプーンですくって、はむはむ食べる感覚を思い起こせば、風邪で寝込んで小学校を休んだ静かな午前の、あの苦しいけれども嬉しいような、甘い時間が蘇ってきます。 ・その陽だまりの中で、先輩は頬杖をついて、なんだかお昼寝途中の猫のようにぼんやりとしています。その姿を見た途端、私はふいに、お腹の底が温かくなる気がしました。まるで空気のように軽い小さな猫をお腹にのせて、草原に寝転んでいるような気持ちです。
  • 2026年5月9日
    救われてんじゃねえよ
    ヤングケアラーが題材。主人公の両親に怒りがわく。こんなに胸糞悪いのに読むのを止められなくて、一気読みした。上村さんの作品をもっと読んでみたい。
  • 2026年5月9日
    大人バレエ(ずっと)入門記
    大人になって始めたバレエで、発表会に出て、コンクールに出て、海外レッスンまで受けちゃう、月岡さんの習い事体験記。ほぼ毎日レッスンに通って取り組む姿から、私も何かにチャレンジしたい!やればできる経験をまたもう一度!と勇気をもらった!
  • 2026年5月8日
    春のこわいもの
    春のこわいもの
    コロナ禍の世界を切り取った短編集。どの話もモヤモヤ、ねっとりイヤな感じ。「あなたの鼻がもう少し高ければ」と「娘について」が特に怖くて、後味も悪かった。
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