

おとうふ
@Ritty15
- 2026年7月2日
YABUNONAKA-ヤブノナカー金原ひとみ読み終わった登場人物8人の視点をつなぎ合わせて物語が進行する。1つの出来事を8人それぞれの視点で見ると葛藤や信念、色んな事情がある。だけど他人からは見えない。いくら親しくても慮っても他人を完全に理解することはできない。そのことがわかった時の感情はまさに「ある程度の歳になり吹き荒ぶ風に晒されながら唐突に、嬉しいわけでも悲しいわけでもないその寒々しい真実にたどり着く。」それでもわかり合おうとすることが尊いのだと、小説の中の小説家が書こうとしていた。 メモ📝 正しいか間違っているかが問題ではない。そんなことは問題ではない。この世には正しい真理や間違っている真理、適切な真理や不適切な真理、色々な真理があって、その中でどれだけ多くの真理に触れ、把握できるかが重要なんだ。結局のところ我々はどうしたって、混ざり合うことのない生き物なのだから。 - 2026年6月21日
月ぬ走いや、馬ぬ走い豊永浩平読み終わった第二次世界大戦以降の沖縄の話。時代を行き来しながら、表象化しない人々の生々しい悲劇を描いている。 沖縄にすべてを負わせた上で成り立つ日本の平和は本当に平和と言えるのか、戦後80年未だ解決されない問題を今一度考えるきっかけになった。 メモ📝タイトルの意味 月ぬ走いや、馬ぬ走いさ (ちちぬはいや、うんまぬはいさ) 馬さながらに歳月は駆け抜けてしまうのだから、時を大事にすべし、けれど苦悩は結局なくなるものとしてほう放ってしまいなさい!p.183 - 2026年6月8日
ぼくには笑いがわからない上村裕香読み終わった言語学を学ぶ、冗談が通じない真面目な主人公。好きな人が、おもしろい人が好きって言ったことをきっかけに漫才を始めたら、お笑いが好きになっちゃった話。 悪意のないまっすぐな主人公に魅了された。相方や漫才仲間たち、お笑いの師匠との関係もじんわり温かくてよかった。 メモ📝 ぼく、本当におかしくなったかもしれません。舞台に立ったとき、心臓が誤作動を起こしたんです。ぼくのネタで笑ってくれたと思うと、心臓がドクンて。 - 2026年5月31日
読み終わったカウンセリングの解像度が上がった。今後、自分や親しい人が孤独になったときや行き詰まったときに、カウンセリングに頼る選択肢を考えられるようになった。あと、家族や友人からの相談に上手いこと返せなくても、相談してくれた人をおもってただ聴くだけでもその人を少し楽にすることができると知れた。この本を読めて本当によかった。 著者と竹下さんが対話しているTBS CROSS DIGを観るとより理解が深まった。 頭の整理メモ📝 生活を立て直す作戦会議としてのカウンセリングと、実存に取り組む(誰と生きるか、なぜ生きるか、自分とは何かなど)冒険としてのカウンセリングがある。特に冒険としてのカウンセリングが興味深かった。 生き延びるために麻痺させた心をカウンセリングによって解いていくイメージ。ガチガチになった心を意図的に揺らして、苦しい破局を心の中で再演し、立ち向かい、生き延びる。古い自分が死に、新しい自分が生まれる。古い物語をきちんと終わらせることで、新しい物語がはじまる。 つながりへの信頼があるときに自立が可能になる。 - 2026年5月20日
傲慢と善良辻村深月読み終わった小説にある傲慢さや、謙虚さと自己愛のバランスの悪さに心当たりがありすぎるんだ…笑 私にふさわしいかを考える。人と付き合うとき、友だちを作るとき、誰に声をかけるのか迷っているときも、無意識的に。 それに最近、人に合わせすぎた代償で自分の本心がわからなくなった瞬間があって、恐ろしいと思っていた。 私の中に主人公真実がいる…なんとなく分かっていたし、年齢とともに薄らいでいるとも思っているが、改めて突きつけられた。 - 2026年5月17日
夜は短し歩けよ乙女森見登美彦読み終わった優しくマイペースな彼女と奥手な先輩が愛おしい…!早く2人を会わせてあげて!と思ってしまう。物語のペースがゆったりしていて、私の文字を追うスピードもいつもよりゆっくりに。京都を旅しながら再読したい。 なんかいいなと思ったメモ📝(全部彼女視点だ!) ・金色の夕日が射して、実家が恋しくなるような秋風が吹いています。 ・柔らかい林檎をスプーンですくって、はむはむ食べる感覚を思い起こせば、風邪で寝込んで小学校を休んだ静かな午前の、あの苦しいけれども嬉しいような、甘い時間が蘇ってきます。 ・その陽だまりの中で、先輩は頬杖をついて、なんだかお昼寝途中の猫のようにぼんやりとしています。その姿を見た途端、私はふいに、お腹の底が温かくなる気がしました。まるで空気のように軽い小さな猫をお腹にのせて、草原に寝転んでいるような気持ちです。 - 2026年5月9日
- 2026年5月9日
大人バレエ(ずっと)入門記月岡ツキ読み終わった大人になって始めたバレエで、発表会に出て、コンクールに出て、海外レッスンまで受けちゃう、月岡さんの習い事体験記。ほぼ毎日レッスンに通って取り組む姿から、私も何かにチャレンジしたい!やればできる経験をまたもう一度!と勇気をもらった! - 2026年5月8日
- 2026年5月6日
あなたはなぜ雑談が苦手なのか桜林直子読み終わった雑談ハウツー本かと思ったら全く違った。自分を知り、相手を知り、自分の世界を広げていくもの。まずは自分を過不足なく理解して、自分の欲に耳を傾けるのだと。はからずも最近気になっているテーマにリンクしていて勉強になった。雑談って毛繕いというか、こちょこちょやっているものだと思っていたが、何段階も深いものだと気づくことができた。 - 2026年4月26日
- 2026年4月26日
- 2026年4月20日
N/A年森瑛読み終わった過去に、特に学生の時に感じたことのある気持ちが思い出される場面があった。 人にかける言葉について非常に共感した。『自分の言葉で人の心を揺らしてしまうのが怖くて、自分の言葉の責任を担保してくれる何かが欲しくて、他人のお墨付きの言葉を借りたくて仕方がなかった。』 - 2026年4月17日
- 2026年4月5日
- 2026年4月3日
- 2026年3月10日
- 2026年3月8日
- 2026年3月7日
青天 (文春e-book)若林正恭読み終わった面白くて一気読みした。アリと岩崎の関係、哲学の実践化のやりとりが素敵。特に最終章のカミュのシーシュポスの神話の件は、目頭が熱くなった。 自分と話をする主人公アリが、ラジオで聴いている若林すぎる。 - 2026年2月21日
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