

おとうふ
@Ritty15
- 2026年10月2日
- 2026年9月27日
あしたから出版社島田潤一郎読み終わった - 2026年9月22日
世にも奇妙な君物語朝井リョウ読み終わった - 2026年9月21日
夏物語川上未映子読み終わった - 2026年9月13日
嘘つきジェンガ辻村深月読み終わった面白かった! 詐欺をテーマにした短編集。 どの話も、人を騙してお金や心を奪うことが描かれているけれど、単純な勧善懲悪ではない。 騙す側にも騙される側にもそれぞれ事情と情がある。 特に「五年目の受験詐欺」の次男が強く印象に残った。 物事が明らかになっていく中で、次男は「自分はちゃんと愛されていたんだ」と実感することができる。傷ついているはずなのに自分よりも母親を心配する。 - 2026年9月6日
魔法飛行川上未映子読み終わった川上さんのエッセイ。「ほんとうのことを伝えよう」にある、寿命が近いおばあちゃんへの思いは、まさに今私が思っていることで、私から祖母にできることは、にこにこして感謝の気持ちをいっぱい伝えることなんだ。 小学校低学年の頃、祖父母と3人で草津に行った時、山道で車酔いして後部座席で祖母に膝枕をしてもらったこと。母のそれには劣るけど、とても安心できたことを思い出せてよかった。 - 2026年8月29日
対岸の彼女角田光代読み終わったシスターフッドの話は好きなのに、この作品はそこまでハマらなかった。 女性同士の関係や、人を信じることについて描かれている作品だけれど、わたしがシスターフッドに求めているものとは少し違うのかもしれない。 p.112 ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね - 2026年8月23日
ヘヴン (講談社文庫)川上未映子読み終わった苛めのシーンは辛すぎるが、読み終わった後、ほんの少しだけホッとする、心が静かになる感覚があった。最後の美しさが際立つ。 僕が手術を決断できたのが良かったし、継母がちゃんとした大人で良かった。 僕とコジマは友だちだったのか?僕からみたらコジマは心を通わせる友達だったけど、コジマからみたら同類みたいなことなのか。コジマは物事の本質を捉えているようで、歪んでいた。どっちが強いか弱いか、上か下かみたいな捉え方をしていて、物事に意味付けをする。 最後のページ、僕が斜視の手術後に見る美しい景色の描写はご褒美みたいだった! よく見えるようになったというだけではない、意味付けをしなくても、ただ美しいという描写だった。 読んでいる私が世界をとらえなおせる気がした。 - 2026年8月15日
- 2026年8月10日
プレゼント伊坂幸太郎,宮部みゆき,恩田陸,梨木香歩,江國香織,町田そのこ,米澤穂信読み終わった - 2026年8月7日
成瀬は信じた道をいく宮島未奈読み終わった - 2026年7月30日
私にふさわしいホテル柚木麻子読み終わった - 2026年7月27日
黄色い家(下)川上未映子読み終わった - 2026年7月22日
「夫婦」不在社会三宅香帆読み終わった私は著者を応援している。あとがきを読んでさらに好きになった。この本がみんなで喋る議題になったらとてもら嬉しいと、いろいろな意味で話題になることを引き受けている。本当にすごいと思う。 振り返ると公の生活がすっかりメインになってしまっている。自分の傷と向き合い、心を揺らす私の時間を持ちたい。何かを生産するわけでもなく、効率を求めるわけでもない、ただ休む時間。 そんな時間を少しずつでも取り戻したい。 それから、夫婦の関係がなんだかんだ安定している理由にも改めて気づいた。 何か話し合わなければならないことが生じたとき、私は口下手でうまく言葉にできないことがあるが、夫は私が言葉にするのを待ち話を聞こうとしてくれる。 話すことを諦めずにいられるのは、待ってくれる人がいるからなのかもしれない。 - 2026年7月21日
黄色い家(上)川上未映子読み終わった - 2026年7月12日
舟を編む三浦しをん読み終わった出版社の辞書編集部が新しい辞書『大渡海』を編纂する話。辞書作りに情熱を注ぐ登場人物たちの生き方は、真面目であることや誠実であることを肯定してくれる。 作中で辞書は「言葉の海を渡るための舟」と言われていた。言葉は時に無力だと知りつつも、思いや記憶、愛を留めおき、他者と分け合い伝えるのに必要なものだと。 私は言葉を曖昧に理解し適当に使うことがたびたびあるが、ちゃんと言葉にこだわりたいと思った。若干ニュアンス違うけどざっくりこんな感じ、と妥協せず、自分の感情と向き合って最適な言葉を探す努力をしてみよう。 ストーリー序盤、37年間辞書作りに力を注いできた荒木が『大渡海』の編纂を馬締に託すこと。それは自分が積み上げてきたものを手放し、若い世代に任せること。この潔さがかっこよくて好きだった。 - 2026年7月8日
蜜蜂と遠雷(下)恩田陸読み終わったメモ📝 「だけど、そもそも我々は何かを殺生しなくては生きていけないという矛盾した存在なんだ。我々の生存の基本となる、食べること自体がそうだろう。食べるという行為の楽しさは、罪深さと紙一重だ。僕は、野活けをする時に、いつも後ろめたさや罪深さを感じているよ。だから、活けた一瞬を最上のものにするよう努力している」 富樫は考えながら続けた。 「化粧品会社のコピーにあるだろう。一瞬も、一生も、美しく。たぶん、一瞬というのは永遠なんだ。その逆もしかり。最上の一瞬を作る瞬間は、活けている僕も最上の一瞬を生きていると実感できる。その瞬間は永遠でもあるんだから、永遠に生きているとも言えるね」 「再現性という点では、活け花と同じでほんの一瞬。ずっとこの世にとどめておくことはできない。いつもその一瞬だけで、すぐに消えてしまう。でも、その一瞬は永遠で、再現している時には永遠の一瞬を生きることができる」 - 2026年7月4日
蜜蜂と遠雷(上)恩田陸読み終わった日本で開催された国際ピアノコンクールで10〜20代の4人の天才が刺激を受けながら自分の音楽を見つける話。演奏を読む体験がおもしろかった。 風間塵とステイ先の華道家の富樫が通じ合った場面が印象的だった。 音楽や活花は一瞬で消えてしまう芸術。最上の一瞬は永遠。脈々と受け継がれてきた音楽を奏でること、その瞬間を心に焼き付けること。 「一瞬と、永遠と。再現性」 - 2026年7月2日
YABUNONAKA-ヤブノナカー金原ひとみ読み終わった登場人物8人の視点をつなぎ合わせて物語が進行する。1つの出来事を8人それぞれの視点で見ると葛藤や信念、色んな事情がある。だけど他人からは見えない。いくら親しくても慮っても他人を完全に理解することはできない。そのことがわかった時の感情はまさに「ある程度の歳になり吹き荒ぶ風に晒されながら唐突に、嬉しいわけでも悲しいわけでもないその寒々しい真実にたどり着く。」それでもわかり合おうとすることが尊いのだと、小説の中の小説家が書こうとしていた。 メモ📝 正しいか間違っているかが問題ではない。そんなことは問題ではない。この世には正しい真理や間違っている真理、適切な真理や不適切な真理、色々な真理があって、その中でどれだけ多くの真理に触れ、把握できるかが重要なんだ。結局のところ我々はどうしたって、混ざり合うことのない生き物なのだから。 - 2026年6月21日
月ぬ走いや、馬ぬ走い豊永浩平読み終わった第二次世界大戦以降の沖縄の話。時代を行き来しながら、表象化しない人々の生々しい悲劇を描いている。 沖縄にすべてを負わせた上で成り立つ日本の平和は本当に平和と言えるのか、戦後80年未だ解決されない問題を今一度考えるきっかけになった。 メモ📝タイトルの意味 月ぬ走いや、馬ぬ走いさ (ちちぬはいや、うんまぬはいさ) 馬さながらに歳月は駆け抜けてしまうのだから、時を大事にすべし、けれど苦悩は結局なくなるものとしてほう放ってしまいなさい!p.183
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