時間のかかる読書人 "わかりやすさの罪" 2026年7月2日

わかりやすさの罪
私たちは日頃、「そういうことにしておきましたんで」という前提を簡単に飲み込むことによって、いくつもの議論を放置していく。でも自分は、こうやってシンプルに絞られた上で投じられる選択肢をいちいち疑問に感じることを忘れたくないのである。選択肢は多ければ多いほどいい。少なければ少ないほど疑いが増える。できることならば、選択をしなくてもいい、という選択肢も用意されてほしい。そうやって差し出された選択肢に対しても、なぜその選択肢が選ばれたのか、と問いたくなる。
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