
ジクロロ
@jirowcrew
2026年7月2日
人類学のつくり方
橋爪太作
読んでる
興味深いことに、私のフィールドであるマライタ島北部の言語で「本当さ、真実さ」を意味する「ママナ」という言葉には、「ファー・ママナ」、文字通り訳せば「真実にする」という表現があります。マライタ島の人々にとっての真実さとは、重力の法則のようにどこでもあらかじめ存在しているものではなく、そのつど慎重に試し、つくりあげなければならないものなのです。
(p.30)
特に「生存」に関わることに関しては、「真実をつくる」が赦される、または罷り通るのではないか。
「真実をつくる」、それは何でもありのようでいて、また勇気の要ることでもある。
意識が真実を求めてしまう、その俯瞰は恐ろしさでいっぱい。
手段と目的の体系がオリジナルなもの(選ばれしもの)となることの、不安と恍惚と。