
Masaru
@masaru__books
2026年7月2日
暗夜/戦争の悲しみ
バオ・ニン,
井川一久,
残雪,
近藤直子
読み終わった
@ 自宅
ベトナム人作家バオ・ニン、井川一久訳の「戦争の悲しみ」を読んだ。
主人公のキエンと幼馴染の彼女フォンの、暗く長いトンネルの中のような恋愛。
当たり前だが、僕はこのフォンとこのような体験をしたことはない。
しかし無いはずなのに、いちいちの細かい描写までが実体験のように把握出来る気がするのは何故だろうか。
それが、素晴らしい小説を書く作家の力量ということなのだろうか。
最後の章で著者自身が主人公のキエンを評するような表現がある
"私たちは、一つの悲しみを共有していた。無限の深みを持つ戦争の悲しみがそれである。
〜すでに消え去ったこの世の春に永遠に生きることができる。"

