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@inahon
2026年6月25日
汝、星のごとく
凪良ゆう
感想
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わたしにとって、愛は優しい形をしていない。どうか元気でいて、幸せでいて、わたし以外を愛さないで、わたしを忘れないで。愛と呪いと祈りは似ている。
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久しぶりに一気読みした本(徹夜で体はボロボロ)(もう若くないと思い知らされる)
もっと早くに読むつもりが今になってしまった。
なんなんだ、凪良先生のこの異常とも言える読みやすさは。
読書が習慣づいてない人も読みやすいと言っていたので誰しもがそう感じるらしくて、すごいです。
島を舞台にした暁見と櫂のお話。
2人ともヤングケアラー。
学生の頃、島や田舎で暮らしていたことがあるので、何度も共感やフラッシュバックで情緒が忙しくなった。異物に対する好奇の目とか思い出しちゃった。
最初は、櫂の浮気に「は?」って思ったけど、彼は優しいんじゃなくて弱い、って言葉の意味がだんだん重みを持ってくる。
ちょっと腹が立ったのは圭くんとその両親。認められないことを攻撃に変えるのはよくない。
尚人と圭くんがこんなことにならなければなとか、そういうたらればを考えてしまうね…
暁見は、櫂の浮気を咎めなかったり、母親を断ち切れなかったり、腹立ちかけたけど、櫂にお金を借りた時から変わっていった(強くなった)。
ずっとお互いがお互いの星だったんだなあ。
互助会、最高。北原先生も結ちゃんも。
「おかしいって、なにを基準にして?」
って結ちゃんの一言がエピローグで加わることによって、プロローグと全く違う印象になって良かった。
感想を書いてる今でも読み返しながら泣きそう。読んで良かった。
(余談)
途中でひょんなことから櫂が死ぬ、というネタバレをくらい、かなり絶望した。安易に調べるものじゃないな。後、映画化されるということで、帯が実写のものになってて、頭の中の2人がその俳優さん達で再生されたのが個人的に微妙だった(俳優さんが悪いってわけじゃなくて、自分でイメージして読みたいという意味)。自分が実写化される前に読まないといけないタイプと知った。
好き文↓
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それでも、わたしは、明日死ぬかもしれない男に会いにいきたい。
幸せになれなくてもいいのだ。
ああ、ちがう。これがわたしの選んだ幸せなのだ。
わたしは愛する男のために人生を誤りたい。
わたしはきっと愚かなのだろう。
なのにこの清々しさはなんだろう。
最初からこうなることが決まっていたかのような、この一切の迷いのなさは。
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