汝、星のごとく

112件の記録
- haru@_i_1062025年12月1日読み終わった分厚かったけどあっという間に読み終わった〜 続きが気になりすぎて、全然読むのが苦じゃなかった 愛だな〜と思ったけど切なくて重くて刺さった 今読んで思うことと、もし過去に読んでたら思うこと、歳を重ねてから読んで思うこと、また違うんだろうな〜、何年か後にもまた読んでみたい 続編も読みたい
- リス@risu32025年5月18日読み終わった読み進めるのが、つらく苦しいのにページを捲る手が止められない作品。 作者の文章の美しさには、いつも心が洗われる。 プロローグとエピローグの受け取り方がこんなにも変わるのは、自分がこれが普通だという勝手な基準で物事を考えてしまっているからだと深く考えさせられる。 苦しい時、辛い時にこそ読んで自分を奮いたたせたい、胸を苦しくしながら何度も読み返したい作品。
- saki@53hon_to2025年5月16日読み終わった図書館で借りた本屋大賞受賞作だけど、あらすじにあまり惹かれなかった(すみません)のに加え、早いうちに文庫になるでしょ〜(今夏に文庫化するみたいですね)と思って未読のままでいた一冊。運良く図書館で目が合って(人気作品だからいつも借りられていてなかった)読むことができた。 瀬戸内の小さな島を舞台に恋愛模様が描かれるストーリー。冒頭の一文にまず驚かされ、中盤までは読み進めるのもしんどくてしんどくて……それでもページをめくる手が止まらず、一気に読了。同じシーンなのにプロローグとエピローグで感じかたが180°変わって、それだけでもすごかった。 度重なる負の連鎖や主人公たちを振り回す身勝手な親たちの言動がいちいちしんどくて、正直なことを申し上げるとそれを切り離せない主人公たちには共感も同情もできずにいたのだけれど、それは自分が親からたくさんの愛情をもたらされてきた・真っ当に育てられてきたという証というか、イコールに近いのかもしれないのだろうな、と思ったり。
- rina@r_1_n2025年5月12日読み終わった再読だいぶ前に読書友達に勧められていたものの、恋愛小説が苦手になってしまった今の自分では入り込めなさそう、挫折しそうという先入観があってなかなか読めずにいたけれど、尻込みしていた自分に「読まず嫌いするな!」と喝をいれたい。 そして友達に謝りたい。ごめんなさい、面白かったです!!勧めてくれてありがとう!! ただやっぱり中盤くらいまでは読むのがしんどかった…にもかかわらず気がついたらページをめくる手が止まらなくなって、結局徹夜して、最後はベーベー泣きながら読み終えた。 ハッピーエンドではなかったけれど、じゃあバッドエンドかと聞かれると決してそんなことはない。この先どうやっても埋められない寂しさは残しつつも、長い旅時の果てに辿り着いた場所で、巡り合った人たちと生きていくんだという静かな前向きさを感じられた。 この小説の魅力を一つ挙げるとすれば、北原先生の存在は欠かせないと個人的には思っている。 彼がいなかったらこの小説の魅力は半減するのでは?と思うくらい魅力的な人物だった。 本当は少し前に一度読み終えていたのだけど、また北原先生に会いたくて、珍しくすぐに再読した。やっぱりべーべー泣いたし、やっぱり北原先生は最高だった。
- 凪@nagi2025年4月13日読み終わった借りてきたまた借りパートナーからまた借り。 半分くらいまでは「なんかありがちな、、、」と思っていたけど、そこからどんどん筆が乗ってくる感じがした。 あれもこれもとちょっと要素盛りすぎじゃない?とも思ったけど、それでも光あるラストに着地して良かった。 ボリュームの割に読みやすく、スルスル読めた。
- 夏しい子@natusiiko2025年3月8日かつて読んだ私的にはこの物語の一番の痛快どころは、互助会とそれが続くところ。 暁海からの、ホテルでの別れのシーンでは「あの母にしてこの娘ありだな」と思った。 あの辺りからの暁海のターンはイライラしたが とはいえ、あの二人はあそこで別れていたからこそ あの今治の夜を迎えられたのだと思う。 暁海のお母さんの尻拭いはお父さんと瞳子さんがしなよ、とか 浮気してたくせに、別れを切り出されて罪悪感感じない櫂もどうかしてるとか、そういうところ気になった。 感動や泣けるところは無かった けど物語としては面白かった。
- +なでしこ@plusnadeshiko2025年3月7日読み終わったこの世界は矛盾している。 無数の道理が交錯する中で自分なりの正しさを切り札のようにそこに構え、理不尽な毎日を生きている。ドラマチックな演出もなく、ただ過ぎていく日々をほんの少し愛おしんでいた。 この本と出会うまでは。
- 猫@mao10122025年3月5日かつて読んだ親の無意識下の支配欲というものにはぞっとする。 結局自分の親のように、大人になれば少しずつ歪んでいく。その描写には自分にも酷く突き刺さった。愛は、確立されたものではない。二人が少しずつ噛み合わなくなっていくのが切なかった。二人の人生において、二人が結ばれていた時以上の感覚は死ぬまで訪れないのだろうな、と思う。 ➥どれだけ愛しても、自分という本質を明け渡してはならない。歳を重ねるにつれ、立場が逆転していく二人も、その二人を取り巻く周りの流れもやるせなかった。 生きる上での覚悟。 愛は呪いに近しいものだ。
- I.@spring_3172024年12月1日かつて読んだ苦しかった 自分の気持ちよりも護りたいもの 護らざるをえないもの 何を選んでいくのか 環境による変化やすれ違い もどかしさと苦しさと弱さと美しさと… エピローグとプロローグが秀逸でした!
- 🦆@dyslexia-kamo2024年5月20日読み終わったツイッターで全く知らない人の「愛とはつまりこういう…」みたいな感想が流れてきたので間違いねえ絶対好きだ!と思って聞いた。 かなりの頻度でセックスをしているっぽいので、そういうのがわかる人なら好きかもしれない。私はずっと何もかもわからなくて、最初から最後までへぇ…て感じだった。 てかこれもまたなんで好きになってなんで付き合ったのかわからない。聞き逃した?他人の恋愛に興味なさすぎか?いや、聞いてたと思うんだけど気付いたたら恋仲だった。びっくり仰天。なのに男がとにかくクソ。なんでこんなクソ男と付き合った?この世に男が一人しかおらんくてもこいつは選ばんやろ……もしかしてすれ違う男女が好きじゃないのかも。普通に話し合ってくれない?人の気持ちも愛も恋愛も何もかもわからないの気持ち。 最後はいい話かもと信じてたけど何一ついいことはなくてびっくりした。こういうのが好きな人もいるけど、いるだろうけど…… (追記 もしかして:令和の恋空!!!)
- なな@naaaa_3132023年3月28日読み終わった借りてきたいざってときは、誰になんて言われようと好きなことをしなさいね。怖いのは、えいって飛び越えるその一瞬だけよ。飛び越えたら、あとはもう自由なの。 この言葉が本当に好きで何回も繰り返し読んだ。
- 村崎@mrskntk2022年9月23日か、櫂~~~~~~~~~~~~!!読んだあとしばらく経っても櫂ロス、思い出すと胸がくるしい、私は…私は……この作品を読んでぼろくそに泣きました。私も田舎出身なので、田舎の窮屈さ、やりづらさは身に染みてわかり、そして東京の忙しなさや魅力もわかるので暁海と櫂どちらのパートも心が休まることがなく、それでも二人が星のかがやきをどうか忘れませんように…花火一緒に見て…の気持ちでした。北原先生のスピンオフもしっかり読みました。願わくば尚人のスピンオフもください……オェ…ッ(嗚咽)