
あざみ
@valle_0501
2026年7月2日
さんかく
千早茜
読み終わった
生きてるな、と思った。丁寧に描かれた日常は想像しやすくて、一緒の時代を生きている人だ、と思った。
だからこそ、優柔不断や曖昧といった心情をまざまざと見せつけられて、眉間に皺が寄ってしまったんだと思う。
そんな関係で許されるものか、ハッキリしろ、それでいいのかとか。自分の普通の感覚を前にして見ると、どこか苛立ちさえ覚えてしまう。
そしてそんな杓子定規を当ててしまった自分が一番嫌になる話だった。
彼等を理解する日は来ないかもしれない。モヤつきを残して終わる気さえする。けれど、この感覚を覚えたことは忘れたくはない。
「ヒトってさ、自分にとって都合が悪いものを変だって言うんだよ」
この本で、この言葉に出会えたことは僥倖だ。


