しゅう "月は無慈悲な夜の女王" 2026年7月3日

しゅう
しゅう
@shuu62
2026年7月3日
月は無慈悲な夜の女王
月は無慈悲な夜の女王
ロバート・A・ハインライン,
矢野徹
名前だけ知っていて読んだ事がない名作を読もうと手に取ったこちらの作品。 ハインライン作品は、夏への扉を先に読んでいたのだが、本当に同じ作者なのかと見紛うほどの内容で、あらすじを全く確認せずに読んだのだが、まさか独立戦争、クーデターの話だったとは。 スーパーコンピュータのマイクがバランスブレイカーすぎて、知略謀略が巡る革命の物語というよりは、マヌエルと教授、ワイオミング、マイクの4人の関係性からなるドラマに焦点があたっているように思えた。 何故マイクは自我を持ったのか、ラストのマイクはどうなったのか、一読しただけでは理解出来ない事も多かったり、今時ではない言い回しに読みにくさを感じたりと、終始楽しい読書体験という訳ではなかったが、教授の示唆に富んだ言葉や、マニエルという月世界の等身大の人間が巻き込まれていく様は興味深く読む事が出来た。 気付いたらポチっていた中古本を片手に、今後もたまに読み返すのかもなぁとセンスある表紙を見つめていた。
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