ニケ
@lxqn00
2026年6月27日

多類婚姻譚
凪良ゆう
読み終わった
難しい。この世の中は難しい。男と女というその性別の違いが、この世の中を難しくさせているし、豊かにさせている、と思う。
まず思ったのは、人それぞれの恋愛の形があっていいということ。これは本当にそうで、何が正解とか間違いとかはなくて、ただ、理解しなければいけない人達の気持ちも痛いほど伝わってきたので、1章は少し辛かった。
結婚ってなんだろうと考えさせられる作品。
今は結婚しない人達が増えているけど「結婚したい」と思うことの何がダメなんだろう?
女性はキャリアや妊娠、出産、子育てなど、年齢とともに厳しくなっていくものがあるのは事実だから、「自分に結婚する気がないけど、その気がある子の時間を奪ってしまう」のはなんだか避けて欲しいなやとは思う。男性はタイミングを選べるかもしれないけど、女性は選べないのだ。結婚したいのに断られたらそうですか、じゃあ無理ですねとなるしかない。好きでも。
ただ、だからといって男性がどーのこーの、と一括りにして話すのも良くないのである。まとめる前に個人を尊重しなければならない。
そして、女性は強くあれはあるほど上手く生きれるのかもしれない。
総評として「おもしろかった」の一言ではまとめられないくらい、考えさせられる作品でした。

